【Page4】KAWASAKI Z1000Mk-II R.C.M-118

掲載日:2010年04月07日 特集記事絶版カスタム「今尚斬新」GPz900R、SRX-6ほか    

記事提供/2009年8月1日発行 絶版バイクス4
■取材協力/ACサンクチュアリー Phone 03-5663-7620

AC.SANCTUARY

KAWASAKI Z1000Mk-II R.C.M-118

絶版モデルと現代のパーツを、サンクチュアリーの技術で結晶させた至高のカスタム、R.C.M(リアルコンプリートマシン)。このMk-IIで118台目を数えるR.C.Mの中にオーナー不在のマシンは未だ存在しない。

リアル・コンプリート・マシンは完全受注生産。
シリアルナンバー「118」はR.C.M生産台数だ。

名だたるカスタムビルダーの中にあり、常にカスタムシーンを牽引するACサンクチュアリー。完全オーダーメイドによって製作される同店のR.C.Mは、絶版モデルの風格とテイストを残しながら、現代のバイクと互角に渡り合える性能が与えられている。

 

通算118台目となるR.C.MマークIIは、これまでのマシンと同様にハイグレードな現代のパーツが投入され、それらが30年前の車体と絶妙なマッチングを見せる。そこにはホイールサイズの変更による不自然さは見当たらず、マークIIの存在感が際立つ。そんな一縷の隙も無く仕上げられたマシンだが、実はコストの低減が図られている箇所がある。オーナーの要望により採用された新古品のハイポイントのホイールはXJR1200用。市場でラインナップが多い車種のパーツを採用することで、後のホイール選びの幅を広げ、ボルトオンでの装着を可能としているのだ。

 

納車後のマシンのその後を見据えたマシン製作は、オーナーとの綿密な打ち合わせの元で製作されるR.C.Mだからこそ。マシン単体で評価されることの多いカスタム車だが、そのマシンには必ずオーナーがいる。R.C.Mの背景にオーナーが見えている限り、そのシリアルナンバーは番号を刻み続けるだろう。

 




 

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