HONDA V4 MACHINES CATALOG 02/ジャストサイズの上質スポーツという道が開けたホンダV4

掲載日:2018年10月26日 トピックス    

写真・文/ロードライダー編集部 記事提供/ロードライダー編集部
※この記事は「ロードライダー vol.402」に掲載された内容を再編集したものです。
※スペックは基本的に国内仕様のものを表記。
※価格はいずれも発売当時のもので、消費税導入以降は当時の税率による消費税込みとしています。

バルブ駆動制御機構V4 VTECとアップEXを採用しふたり乗り快適性を高める

大まかに4年ごとにモデルチェンジを受けてきたVFR。その2002年型(BC-RC46)はタンデムライダーの快適性も高めつつ、全体としてのスポーツ性も強化。そのためカウル形状を“ミステリアスクール”をキーワードとして日欧共同開発デザイン。シャープでエレガント、かつ先進性のあるものへと一新する。ヘッドライトも4灯クワッドタイプ、排気系はシート下にサイレンサーを持つデュアルセンターアップEXとし、エンジンには6400回転/分を境にそれより低回転では気筒当たり排気1/吸気1、高回転では同2/2のバルブが作動するようにしたV4 VTECを新採用する。

2002年/VFR

HONDA V4 MACHINES CATALOG 02/ジャストサイズの上質スポーツという道が開けたホンダV4

カム駆動もギヤトレーンからサイレントチェーンになり駆動系も静音性を強化、PGM-FIは1→12ホールインジェクターとしプラグもイリジウム化、排気系の有害成分除去装置HECS3もセルを100→3カム00仕様としてCO/HC/NOxの各値を大幅に低減する。

フレームはアルミツインスパー/ピボットレスを継承しつつ、メイン部材の寸法を変更した上でヘッドパイプとメインパイプの接合部を強化、フォークもφ41→43mmに大径化。2004年にはキースイッチにハザード専用ポジションを追加し塗装を銀色に。同年11月には銀に加えて赤を復活した。

2004年/VFR

HONDA V4 MACHINES CATALOG 02/ジャストサイズの上質スポーツという道が開けたホンダV4

水冷4ストDOHC4バルブ90度V型4気筒781cc、ボア×ストローク72.0×48.0mm 圧縮比11.6:1、最高出力80ps/9500rpm、最大トルク6.9kgf・m/7500rpm、変速機6段リターン ●全長×全幅×全高2120×735×1195mm、軸距1460mm、乾燥重量215kg、燃料タンク22L、シート高805mm、キャスター25度30分、トレール95mm、タイヤ:120/70-17・180/55-17 ●価格105万[110万2500]円 ※2002年型国内仕様VFRのデータ。[ ]は2004年型のもので、税込み価格表示に移行

2006年以降のV4は次ページにて

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