掲載日:2017年07月28日 トピックス
取材協力/モビリティランド 取材・写真・文/バイクブロス・マガジンズ編集部
金曜日のゲートオープンは午前8時から、メインゲートのみ。開場前からたくさんの人が並んでいました。土曜日からはサーキット周辺の各ゲートから入ることができます。
2017年の「鈴鹿8耐」がいよいよはじまりました。今年は40回目を数える記念大会! さらに記念すべきトピックスはそれだけではなく、FIM世界耐久選手権の最終戦の舞台として、日本で初めて鈴鹿8耐が選ばれたのです。
通称で「鈴鹿8耐」と呼ばれますが、正式名称は『2016-2017 FIM世界耐久選手権シリーズ最終戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第40回記念大会』です。世界選手権の最終戦となったことであらためて、世界中から注目を集めるレースイベントとなったわけです。
開催期間は7月27日(木)~30日(日)で、メインイベントとなる8時間耐久ロードレースは28日(金)に公式予選が行なわれ、30日(日)の11:30より8時間におよぶ決勝戦がスタート、19:30にフィニッシュとなります。
しかし「レース大好き!」「8耐の夏が好きでたまらない!」という人でも、さすがに真夏の鈴鹿サーキットで、8時間もじっとレース観戦するのは耐えられないでしょう。そこで、大会期間中は鈴鹿サーキットの施設内に、観戦客に向けたさまざまなコンテンツが用意されています。
ということで今回は、現地からイベントの模様をフォトレポートでお届けしたいと思います。鈴鹿8耐は、じつは初めての人でも十分に楽しめるイベントなのです。 「面白そうだな」と思ったら、来年と言わず明日にでも、鈴鹿サーキットへ出かけてみてはいかがでしょうか?
ちなみに鈴鹿サーキットへは、距離にすると東京都内からだと約390km、大阪市内からは約135km、名古屋市内からだと約65km、神戸市内から約160kmということで、エリアによっては日帰りでも十分足を延ばせる場所。この暑さを考慮すれば1泊2日でのんびりツーリングプランを組み立てるのも良いでしょう。
鈴鹿周辺の宿泊施設に関しては、毎年大会前1カ月でほぼ満室状態になりますが、開催直前になるとキャンセルが続出し、期間中は比較的予約が取りやすい傾向です。
ツーリングの目的地として、鈴鹿8耐はけして遠い場所ではないのです。
ゲートからGPエントランス(サーキットエリア)まではモートピアという遊園地を経由しますが、たくさんのバナーで8耐ムード満載です。
8耐名物として話題の「バイクのり弁当」(1,500円)は数量限定だけあって開場から1時間以内で完売。「乗り」と「海苔」をかけたネーミングやガソリンタンクを模した弁当箱が記念品として人気のようです。狙って行かないとゲットできません。販売場所はGPスクエアのVスタオフィシャルショップ前です。
こちらは40回記念限定のオリジナルボトルのコカ・コーラ(160円)とうちわ(無料)。数量限定ですが潤沢に用意されています。
毎年グルメは充実しています。GPスクエアにはファストフードの屋台がずらり。どれも食べ応えのあるオトコメシ系のメニューです。
GPスクエアにはパートナーブースとして、メーカーや関係各社のブースも出展されます。せっかく来たら買い物も楽しみたいもの。8耐公式グッズはもちろん、各メーカーのオリジナルグッズやここだけのお買い得な商品も用意されています。
鈴鹿8耐はとにかく暑い……。少しでも涼しく過ごせるようにクールダウンエリアが設けられています。ミスト、風、そして「赤福氷」でクールダウンしましょう。赤福茶屋は毎年長蛇の列ができる人気の茶屋です。氷の下には冷えても硬くならないよう専用に開発された赤福が……。場所はGPエントランスをくぐって左側の建物の影です。
駐車場はとても広くてバイクが入れなくなるということはありません。スタッフに聞いたところ「クルマは断ってもバイクは絶対に入れます!」とのこと。心強いです。そのかわりサーキットまではかなり歩きますのでコカ・コーラ製品は必須です。
GPスクエアにあるイベントステージでは、期間中さまざまなイベントやゲストの登場が予定されています。“コカ・コーラ”サーキットクイーンもたびたび登場しますよ。
普段はまず入ることのできないピットレーンで行われるピットウォークでは、各チームのレーシングマシンやライダーを見ることができるのはもちろんですが、キャンペーンガールを間近で見ることができるのも大きな魅力となっています。
土曜日から開催される「BASE8耐」では大掛かりな設営作業の真っ最中です。今年は大会初となるミュージックステージ「8フェス」をじはじめ、毎年人気のFMX、試乗会、バイク体験(免許が無くてもバイクに乗れる)など、楽しめるコンテンツが盛りだくさんです。
ということで、現地の様子を駆け足でご紹介しました。土曜の夜は前夜祭で、日曜夜はゴールと同時に花火が打ち上げられます。まさにバイクの祭典、夏祭りと呼ぶにふさわしいイベントですね。
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