掲載日:2017年06月30日 トピックス
取材協力/マン島TT公式サイト 取材・写真・文/小林 ゆき
マン島の首都ダグラスの海沿いにある目抜き通りのホテル街にズラ~っとバイクが並びます。本来は2時間までしか駐車できないはずですが、TTウィーク中のバイクはお目こぼしされているようです。
1907年から110年の歴史が脈々と続く世界最古のオートバイのレース、マン島TT。その歴史を一目見ようと、世界中から様々なバイクが集まってきます。そしてそんなライダーたちに自慢の愛車を見せたいエンスーたちがやってきます。
マン島で見かけるバイクたちを眺めていると、歴史の長いマン島だからヴィンテージのバイクが多いのかと思いきや、主流は最新型のバイクたち。多いのはTTレースで使われるスーパースポーツ系ですが、ヨーロッパ中から自走でやってくるライダーが多いこともあって、最近はアドベンチャー系もたいへん多くなっています。逆に少ないのはクルーザー系ですが、今年はハーレーが増えたような印象がありました。
また、空前のカスタムブームとなっているヨーロッパにあって、それはイギリスも例外ではなく、たくさんのカスタムバイクを見かけました。なかでもスーパーカブ系のカスタムがトレンドとなっていました。
今回は、レースだけではないマン島TTウィークの世界を、現地で出会った様々なバイクを通してご紹介します。
01世界一周したときのアフリカツインで今年もマン島にやってきたイアン・コーツさんの愛車。ステッカーの数々が長旅を物語っていますね。
02ピッカピカのミントコンディションのヤマハRD350。ピールの古い町並みにマッチしています。お揃いのヘルメットでのタンデムが素敵です。
03ここからはパドックウォークで見かけたバイクたちです。スーパーバイクやスーパースポーツに出場するチームでも、なぜか旧車を、まるでディスプレイしているかのごとく置いてあるチームが多い。TTならではの光景です。
04TTスーパーバイククラスなどで活躍中のノートンですが、市販のテイスティモデルも展示していました。
05現在のTTは市販車改造クラスがメインになってしまったので、このようなオリジナルフレームは希少となってしまいました。こちらのマシンは、TT Zeroに出場するノッティンガム大学のマシンです。
06イギリスからやってきたマーク・シェントンさんのホンダCB750K6は、見事にレーサーレプリカにカスタムされていました。
07こちらはパドックバイクとして使われていたNVT。NVTは「Norton Villiers Triumph」の略で、1970年代にほんの数年だけ存在したメーカーです。
08TTでは公道レースを行うときの公道閉鎖と閉鎖解除はマーシャル・カーが行ないます。今年もマーシャル・カーに使われたのは、昨年、4輪のマン島TTコース1周のラップタイム記録を樹立したスバルです。
09こちらも珍しいNSUのモペット。NSUはかつてドイツに存在したメーカーです。たいへん良いコンディションのマシンですね。
10日本ではよく見かけるタイプのカワサキZRX1200のカスタム……と思ってよく見たら、バリバリのZカスタム!! こちらでは、そもそもネイキッドのビッグバイクが珍しいため人だかりができていました。
11TTレースに出場するチームがテスト走行を行なうジャービー飛行場のコースで見かけたモタードカスタム。スズキの650がベースです。
12マン島には現在3つのバイク博物館があります。こちらはとてもユニークなコレクションが見られる、個人経営のマレーバイク博物館です。
13マレーバイク博物館では、このように古いホンダのコレクションも見ることができます。
14ユニークなのは収集したバイクの種類だけでなく、その展示方法もユニークです。壁や天井に掛かっている展示物も必見です。
15レーサーの展示もこのとおり。すべてのマシンがTTやマンクスグランプリなど、マン島に関係しているものです。
16今年気になったトレンドは、スーパーカブなどのミニバイクのカスタムです。
17ビッグバイク主流のマン島にあって、2台のカブが並んでいるだけで不思議な雰囲気がします。向かって右は、ラリーなどレース向けにフレームを継ぎ足すカスタムが施されています。
18軽くステッカーチューンしているだけですが、ドロドロになっているだけでなんだかものすごいカスタムをしているように見えますね。
19ショッキングピンクのカスタムモデルは、救急ヘリコプターへの募金を呼び掛けているもの。Team SubstanceMMTという名称でクラウドファンディングを行っています。
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