掲載日:2015年06月22日 オフロードアイテムレビュー
写真/酒井 一郎 レビュワー/栗原 守睦
スマホをカーナビ代わりに使っているライダーは多いのではないだろうか。行き先をスマホにセットして走行するまではいいものの、途中で地図の表示範囲を変更したり、違う場所の地図を表示させたいこともある。
しかし、グローブがタッチパネルに不対応だと、操作するたびにグローブを外すことになる。この面倒な作業から解放してくれるのが、スマートコントローラーだ。
コントローラー本体はグリップやハンドルへ、クランプとスペーサーで動かないように固定するだけ。コントローラーとスマホはブルートゥースで接続し、コントローラーも電池で駆動するため配線の必要はない。
コントローラーによるスマホの操作はカーソルをボタンで動かすことになる。ただし、カーソルの移動がひとコマづつしか動かせないため、使いたいアプリへ一気にアクセスすることはできない。マップアプリの操作だけに限っていえば、カーソルの移動範囲は限定されるため不便もなく、グローブを脱がないで使える恩恵を大に感じることができた。
バイク用品メーカーとして40年以上の歴史をもつデイトナ。バイクのカテゴリーにこだわらず、カスタムパーツや便利グッズを多数リリースしている。
バイクブロス通販は、このデイトナをはじめさまざまなメーカーの用品が購入できるサイトだ。そこで人気を博しているこのスマートコンローラーと、バイクのバッテリーから電源を取り、スマホなどの電子機器に電気を供給する電源ソケットの2商品をレビューしよう。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
ブルートゥース接続はiOSとAndroidとで設定を変える必要がある。ペアリングはLEDが消灯したら完了。
カーソルの移動は十字ボタンを左右に押すことで操作。決定はON/OFFボタン奥のEnterボタンで、取り消しはEscボタン、ホーム画面へ戻るにはいちばん手前のHomeボタンを使用する。
コントローラの内径はスペーサーを付けない状態で約φ38mm。大小のスペーサーを使うことで、最小φ22.2のハンドルバーまで対応する。
アクセサリー電源とアースに接続して電源を取り出す電源供給ソケット。アルミ削りだしボディで、キャップ装着状態では防水仕様だ。USB電源は5V1Aが2口あり、iPhoneやAndroidのスマホを充電できる。ただし、タブレット端末など一部の機種で使用できない場合あり。ボディの裏側に電源をON/OFFするスイッチと、ONの状態を知らせるLEDがある。
ハンドル周りに取り付けるハンドルベース、バンドなどがセットになっている。
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