ツーリングのスタイルに最適な容量を選ぶことができる2段型シートバッグ

掲載日:2012年06月19日 オフロードアイテムレビュー    

車体がスリムなオフロードバイクにも確実に装着することができるスポーツシートバッグプラス20が、アールエスタイチから新発売となった。バックル付きハーネスを使用することで、リヤフェンダー形状に左右されることなく簡単かつ確実な装着&固定ができるのが特徴となっている。2段型を採用することで収納容量を変化させられ、取っ手とショルダーストラップも装備しているので、バイクから取りはずしたときの持ち運びも手軽にできる利便性を持っている。

 

写真/酒井一郎 レビュワー/小川浩康

 

 

[ レビュー ]

レビュワーは、ツーリング時にバックパックを愛用している。以前、林道走行中にシートバッグを落下させてしまい、そのバッグを探すために10km以上戻った体験がある。それからシートバッグをパッキングすることに苦手意識が芽生え、荷物の重量で肩が痛くなりやすいというデメリットはあるものの、バックパックを使用するようになったのだ。

そんな若干の引っかかりを持ちつつテストバイクのXR230に装着したのだが、簡単かつ確実に固定できたのは嬉しい驚きだった。リング状のシートハネースをリヤフェンダーに通し、セッティングハーネスをタンデムステップ付け根に結び、あとはそれらのハーネスに付いているバックルをシートバッグに付いているバックルに噛み合わせる。そしてハーネスの弛みを締め込むだけで、シートバッグをしっかり固定できた。工具やキャンプ道具を収納したまま河川敷ダートを走行してみたが、シートバッグがずれることはなかった。ツーリングでの使いやすさが考えられたシートバッグだと思えた。

 

 

[ アイテム詳細 ]

①2段型を採用。それぞれ単体での使用もできる。左のアンダー部は容量7リットル。右のアッパー部は容量10リットル。側面のファスナーを開くと13リットルまで容量アップする。

 

②工具、バーナー、ランタン、カッパ、着替え、コッヘル、地図などを収納した状態。日帰りから2泊程度のツーリングなら、このシートバッグだけで対応できる容量となっている。

 

③ループ状のシートハーネスを付けているところ。タンデムステップ付け根から伸びているのがセッティングハーネス。ハーネスとシートバッグはバックルで固定する。ハーネスに十分な長さがあるので、リヤフェンダー形状にとらわれずに固定できるのが特徴。ハーネス類は補修パーツとして別途購入できるのもうれしい配慮だ。

 

④固定する位置もある程度調整できるので、多少のボディアクションを行える隙間を作ることも可能。シートバッグをもう少し前方に固定し、背もたれ代わりとすることもできる。

 

 

 

[ ポイント ]

バイクツーリングを熟慮した使い勝手のよさが光る

 

 

[ 製品情報 ]

メーカー/RS TAICHI

販売元/アールエスタイチ

製品名/SPORTS SEAT BAG PLUS.20

価格/1万7,325円

重量/1,350g(編集部実測値)

カラー/ブラック

サイズ/タテ32×幅26×高さ28(拡張時36)cm

素材/1680Dナイロン

 

 

[ お問い合わせ ]

アールエスタイチ

TEL/0561-86-8301

 

 

[ 記事提供 ]

ガルル編集部

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