ゴーグルの内側に簡単に装着できるスポーツ対応レンズが登場した

掲載日:2013年05月07日 オフロードアイテムレビュー    

世界中のゴーグルブランドを取り扱うダブルオーグラスギア。そこで得たノウハウをフィードバックしたオリジナルのモーターサイクル専用サングラスを開発し、多くのライダーから好評で迎えられている。そのダブルオーグラスギアがゴーグル用レンズを新開発した。ゴーグルの内側にワンタッチで装着できるプラスチックレンズで、レンズには度を付けることが可能。メガネの代用となるのはもちろん、万が一のクラッシュ時にケガしにくくなるというメリットがある。

 

写真/酒井一郎 レビュワー/小川浩康

 

 

[ レビュー ]

レビュワーもメガネライダーだったので、ゴーグル装着時の不快感は身を以て体験している。まずゴーグルの着脱がしにくく、メガネをベストの位置で着用しにくいので鼻あてや耳が痛くなりやすい。コンタクトレンズという方法もあるが、オフロード走行時はホコリや汗が目に入ることがあり、苦痛を感じるだけでなく危険な状態に陥ることも少なくない。

 

このOSマスクレボはゴーグル内に装着するので、レンズの位置が日常のメガネより若干遠くなるが違和感を覚えるほどではなかった。また、視界内にレンズの存在を感じるけれど、メガネライダーであればすぐに慣れるレベルだ。それよりも鼻あてとツルがないので、不快な着用感が一切ないメリットを大きく感じた。テスト時は気温が高く、レンズの曇り具合は確認できなかった。ただ、もし曇ったとしても、ゴーグルを少しズラせばいいので、メガネ着用時ほど気になることはないはずだ。ロールオフレンズなどでドロ対策をして、走行中にゴーグルを外さないようにすることが注意点だろう。

 

 

[ アイテム詳細 ]

[ 1 ]レンズはすべてワンオフで製作される。日本人の顔に合わせたカーブレンズを採用しているので、サイド部分まで広い視野を確保している。レンズには度を入れることが可能で、その加工料もフレーム+レンズセットに含まれている。ただし、度を入れる場合はあらかじめ眼科や眼鏡店などで検眼し、処方箋を得ておく必要がある(別途料金)。

 

[ 2 ]装着はゴーグルの内側にセットするだけでOKと、簡単に行えるのも特徴。

 

[ 3 ]通常のフレーム仕様(メガネ用ではない)ゴーグルと

 

[ 4 ]メガネ対応フレーム仕様ゴーグルにセットした状態。ゴーグルフレームの形状に左右されることなく装着できる。選べるゴーグルが増えるのもメガネライダーにはうれしい。

 

[ 5 ]使用状態。レンズの位置はメガネより少し遠目に感じるが、ゴーグルがヘルメットにぴったりフィットするメリットのほうが大きい。ダート走行時もレンズがズレることは皆無で、つねにクリアな視界を確保していた。

 

[ ポイント ]

煩わしい装着感なしにクリアな視界を確保

 

 

[ 製品情報 ]

メーカー/DOUBLE O Glasses GEAR

販売元/ダブルオーグラスギア

製品名/OS MASK Revo.

価格/1万3,800円(フレーム+レンズセット)

質量/15g(編集部実測値)

セット内容/フレーム、レンズ、レンズ加工料、メガネ拭き、送料

 

 

[ お問い合わせ ]

ダブルオーグラスギア

TEL/075-493-2228

 

 

[ 記事提供 ]

ガルル編集部

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