掲載日:2012年04月09日 オフロードFAQ › オフロードバイクの疑問
125ccクラスはとても扱いやすいのですが
選択肢が多く汎用性がある250ccもお薦めです。
オフロード走行では、バイクの車体が大きくて重いと、舗装路で走行するときよりもさらに、バイクをうまく扱えない原因になりやすいものです。またエントリーライダーの場合、パワーがありすぎても、リヤタイヤを想像以上に空転させてしまうことが増え、あまり乗りやすくないかもしれません。さらに、エントリーライダーは足をつく機会が多いと思うので、足つき性の良さもオフロードバイクのポイントとなります。
このように考えると、車体が軽く、スリムで足つき性が良い機種が多く、イージーに扱えるパワーが与えられた125ccクラスは、オフロードのエントリーライダー向けといえるでしょう。2012年現在では、カワサキのKLX125やハスクバーナのTE125などが、その候補となります。
ところが現在では、125ccクラスのオフロードモデルというのは、新車販売されている機種がかなり少なく、選択肢は狭め。そこで、ラインアップが豊富で選択肢が多い250ccクラスも視野に入れてみてはどうでしょう。250ccクラスにも、親しみやすさを追求したホンダのXR230やトレッキングモデルの代表格ともいえるヤマハのセロー250など、軽くて足つき性にも優れるオフロードモデルがあります。背がそれほど低いライダーでなければ、もう少しスポーティな国内外の機種を選んでもよいでしょう。250ccクラスなら、高速道路にも乗れますし、普段使いやツーリングでもエンジンに余裕があります。一方で、維持費が安い125ccクラスも魅力的。そこで、初めてオフ車を買ってオフロードデビューするなら、自分の好みや体格、普段の使い方などに合わせて、250cc以下で選択することをお薦めします。
文/田宮 徹
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