掲載日:2011年12月05日 オフロードFAQ › オフロードバイクの疑問
水冷モデルではラジエターを守るため、
空冷モデルはデザイン性を高めるためです。
オフロードバイクの燃料タンク横に装着されている、車体前方に向かって伸びた外装パーツのことを、シュラウドと呼びます。
シュラウドとは英語で「覆い」のこと。そしてこのパーツは本来、ラジエターシュラウドと呼ばれていて、水冷エンジンのクーラントを冷やすラジエターを覆うように設計されています。オフロードの走行では、転倒することが多くあります。この際に、走行の為の重要パーツであるラジエターが破損する(穴が開いて水漏れを起こす)のを抑止するのが、シュラウドのおもな役割です。
しかし近年では、空冷エンジンのオフロードバイクにも、大きなシュラウドを装備した機種が多くあります。これは、シュラウドがあるほうがオフロードバイクとしてのデザイン性が高まるためです。
文/田宮 徹
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