掲載日:2011年11月21日 オフロードFAQ › オフロードバイクの疑問
さまざまなライディングポジションに対応し、
同時に操縦性を高めるためです。
オフロードの走行では、シートに座ったシッティングとステップの上に立ったスタンディング、さらにそれぞれの体勢で前乗りと後ろ乗り、リーンウィズ、リーンアウト、リーンインと、さまざまなライディングポジションを取りながらバイクを操る必要があります。これらすべての乗車姿勢にまんべんなく対応するためには、アップライトでワイドなバーハンドルは、必要不可欠な存在です。
また、オフロードの走行時には路面のギャップなどにハンドルを取られるシーンが多くあり、そんなときに幅広なアップハンドルの恩恵を多く受けられるという理由もあります。テコの原理が働くため、ナローなハンドルよりもワイドなハンドルのほうが、少ない力で操作できます。さらに、アップタイプで手元の絞りや垂れ角が少ないハンドルなら、手のひらでグリップを押すような動作(コーナリング中にハンドルが切れ込むのが防げたり、ギャップで激しく振られたときに効果的だったりします)がしやすく、これもオフロードをうまく走ることにつながります。
文/田宮 徹
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