掲載日:2011年06月13日 オフロードFAQ › ライダーの装備の疑問
大きく分類すると、シールド付きと、
ゴーグルを使用するタイプがあります。
まず、ほぼすべてのオフロード用ヘルメットは、前頭部にバイザーを装備しています。これは、前走車が巻き上げた泥などが目の付近に当たる(付着する)のを、抑止するためにあります。
またオフロード用フルフェイスヘルメットの形状としては、オンロード用と同じようにシールドが帽体に付属しているタイプと、シールドの代わりに別売のゴーグルを使用することを前提としたモデルがあります。
シールドタイプは、高速走行時に快適で、ヘルメットの着脱も楽チンですが、オフロードでの本格的なスポーツ走行時には、帽体内に熱気がこもりやすい傾向があります。
雨後の林道などでもこれに似た状況に出会うことがありますが、バイザーがゴーグルへの泥の付着を軽減してくれます。
ゴーグルタイプは、視界のゆがみがシールドに比べて少ないことが多く、またメンテナンス性やレンズ(シールドに相当する部分)の交換コストに優れることがほとんど。モトクロスなどのレースでは、捨てレンズ(泥などが付着した際に捨てられるフィルム)が装着できるというメリットも加わり、ほとんどの場合はこちらが使われます。
ちなみに、ゴーグル仕様とシールド仕様のどちらにもなる機種もあります。
文/田宮 徹
シールド付きのタイプは手軽で快適に使用できますが、レースなどでは状況により向かない場合もあります。
ゴーグルを使用するタイプは用途に合わせてゴーグルを変更することもでき、いろいろな状況に対応できます。
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