掲載日:2011年05月30日 オフロードFAQ › オフロードバイクの疑問
オフロード走行での衝撃吸収性や
グリップ力を高めるためです
大半のオフロードバイクは、前後輪にスポークホイールとブロックタイヤを組み合わせて使っています。
細いワイヤーが張り巡らされているタイプのホイールを、スポークホイールと呼びます。ロードバイクに多く使われるキャストホイールや鍛造ホイールに対し、スポークホイールが優れている点は、衝撃吸収性にあります。オフロード走行時に、路面のギャップ通過やジャンプの着地などによって受ける衝撃をやわらげるために、オフロード走行を意識したバイクのほとんどが、スポークホイールを使っています。
またオフロード用タイヤは、表面にブロックがたくさんあるような、ゴツゴツした見た目となっています。これは、ブロックが土や砂、泥などの間に食い込むことで、グリップ力を高めるためです。用途や走る路面に対応すべく、ブロックの大きさや間隔が異なるさまざまなタイプが販売されています。新車時は、ダート走行時のグリップ力と、オンロード走行時の快適性や静粛性が、うまくバランスされたタイプが装着されていることが多いです。
文/田宮 徹
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