掲載日:2014年04月11日 エクストリーム › エンデューロ
文/ダートライド編集部

1904年にイタリアで誕生したベータ社から、125ccの空冷エンジンをフルサイズフレームに搭載した、新しい本格派オフロードバイクが登場した。モデルは『RR4T125』と『RE4T125』になり、どちらも共通のエンジンを搭載し、始動はセル・キック併用となる。ホイールサイズはフロント21インチ、リア18インチ。
標準で燈火類やメーターなどの保安部品を装備していて、RR4T125のほうがやや本格的なオフロード色を持つが、街乗りから林道ツーリングまで、幅広くオフロード走行が楽しめる。RE4T125は、足回りが異なりそのため車高が少し下げられている。また、標準でリアキャリアを装備し、より街乗りでの使い勝手を考慮した作りになる。
機能的な点に目をやると、どちらも始動は安全なキー付きとなり、ガソリンキャップもキーロック装備となる。サスペンションはフロントが正立タイプで、リアはリンクレスタイプ。ストロークがあるので最低地上高が高く、オフロード走行で安心できる。RR4T125がブロックパターンが大きめのオフロードタイヤを標準で履くのに対し、RE4T125はブロックハイトが低めのストリートに振ったタイヤを装備する。発売は2014年4月とアナウンスされており、価格はRR4T125が37万円、RE4T125が35万円(ともに税抜)と、ガイシャとしては破格のプライスとなる。
ダートライドでは、それぞれのインプレッション記事掲載を5月に予定している。
■ 主な仕様
| RR4T125 | RE4T125 | |
| 総排気量? | 124cc | 124cc |
| ボア×ストローク? | 54×54mm | 54×54mm |
| ギア? | 5速 | 5速 |
| 始動方式? | セル・キック | セル・キック |
| フュエールシステム? | PTK φ20キャブレター | PTK φ20キャブレター |
| ブレーキ(フロント)? | 油圧式ディスクφ260mm | 油圧式ディスクφ260mm |
| ブレーキ(リア)? | 油圧式ディスクφ220mm | 油圧式ディスクφ220mm |
| サスペンション(フロント)? | 正立式テレスコピックフォークφ40mm | 正立式テレスコピックフォークφ37mm |
| サスペンション(リア)? | アジャスタブルショック | アジャスタブルショック |
| タイヤ(フロント)? | 80/90-21′ | 90/90-21′ |
| タイヤ(リア)? | 110/80-18′ | 120/80-18′ |
| ホイールベース? | 1,403mm | 1,385mm |
| 最低地上高? | 295mm | 275mm |
| シート高? | 915mm | 895mm |
| フュエールタンク容量? | 6リットル | 6リットル |
| 車両重量(乾燥重量)? | 101kg | 98.5kg |
| メーカー希望小売価格 (本体価格:税別) | 37万円 | 35万円 |



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