掲載日:2015年11月27日 週刊メンテナンス講座
記事提供/モトメンテナンス編集部(Facebookページ)
※この記事はモトメンテナンス103号に掲載された内容を再編集したものです
一方のフロントは、残念ながらバンプはありませんでした。万が一パンクした場合、エア圧が低下してくると走行中に突然ビードが落ちる可能性があります。しかしながら、それはチューブ入っていても一緒。走行中にエア圧低下で、ビードが落ちる可能性は、チューブがあっても無くても結局は避けられません。
今回は時間の関係上、ホイールのブラスト処理のみとなりましたが、次回はチューブレスタイヤを装着し、実走できるかと思います。まだどうなるか分かりませんが、リアは問題なくチューブレス化できそうですが、フロントは未だ分かりません。ただ、パンクの原因は、フロントタイヤが巻き上げた釘をリアタイヤが踏むというケースが圧倒的に多いので、リアのみのチューブレス化でも、パンクに対しての心配がかなり軽減されると考えているのです。もやもやした思考は晴れませんが、こればっかりは実際やって見なければわかりません。そのためには早く原稿を書かねば!! もやもや……。
お色直しペイント前のブラストを行なう前に古いタイヤを引き剥がし、事前準備を行ないます。年代物のタイヤは硬化が進んでおり、外すのも一苦労であります。
タイヤを外したら、ベアリングを抜く前にホイール単体で目視の振れチェックを実施します。ペイント後に歪み修正を行なうなど悪夢であります!! 幸い前後とも振れなしでした。
ベアリングプーラーを使ってベアリングを抜き取ります。ドライバーで叩き抜いて、万が一ホイールを傷つけたら悲しいので、ちゃんとプーラーを使いたいものです。
ディスタンスカラーにはつばが付いていて、向きが指定されていました。何故なのでしょう? アクスルシャフトセンターを出しやすくするためでしょうか。
ローカス819さんは自社工場内にビッグバイクのフレームも入る直圧ブラスターを持っています。従ってバイクのホイールなんぞは余裕な訳であります。
今回のホイールなどは問題ないですが、直圧式で強力なため、当て方に注意しないと旧車の鉄板の薄いタンクやサイドカバーが凹むこともあるようです。その点、旧車に造詣の深いローカス819さんならブラストも安心して任せることができる訳です。
かなり圧を弱めているそうですが、ホイール2本とスプロケハブ、ブレーキパネルはあっという間に綺麗になりました。さて次はペイントからタイヤの組付け、車体装着、実走まで一気に進めたいところ。うまく行くかなー!?
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!