ユーザー車検

【CHAPTER 3-2】記入例に従えば、書類作りもカンタンだ

掲載日:2010年01月27日 ユーザー車検    

CHAPTER 3:いよいよユーザー車検にチャレンジ
記入例に従えば、書類作りもカンタンだ

車検場に到着したら、予約の受付を行なう前に検査に必要な書類の購入と記入を行なう。この事務的作業は検査場内をあちこち移動しなくてはならないため、初めてのユーザー車検では戸惑う場面もあるかもしれない。そんな時に便利なのが、車検場の近くに必ず存在する“代書屋”の存在だ。ここに頼めば、座って待っているうちに“書類一式いっちょ上がり”となるが、せっかくのユーザー車検だ。検査場内を右往左往しながら書類作りも楽しんでしまおう!!時間さえかければ絶対に大丈夫だ。

車検を受ける際には、車検期間中をカバーする自賠責保険に加入していなければならないが、この手続きは検査の受付を行なう前に済ませておく必要がある。この際、現在の車検有効期間が残っていれば、その保険期間を満了した後から2年分加入できる。しかしながら、車検切れのバイクが保険に加入しようという場合、少々事情が変わってくる。例えば、前日に仮ナンバーを取って翌日検査場で車検を受ける際に、保険期間24ヵ月で加入すると、有効期間の満了日の前日で保険が満了してしまうことになる。そこで、保険に加入してから実際に車検を受けるまでに生じるタイムラグを見越して、25ヵ月で加入する必要があるのだ。保険代理店で期限切れの車検証を見せれば、自動的に25カ月にしてくれる。

車検を受ける際には、車検期間中をカバーする自賠責保険に加入していなければならないが、この手続きは検査の受付を行なう前に済ませておく必要がある。この際、現在の車検有効期間が残っていれば、その保険期間を満了した後から2年分加入できる。しかしながら、車検切れのバイクが保険に加入しようという場合、少々事情が変わってくる。例えば、前日に仮ナンバーを取って翌日検査場で車検を受ける際に、保険期間24ヵ月で加入すると、有効期間の満了日の前日で保険が満了してしまうことになる。そこで、保険に加入してから実際に車検を受けるまでに生じるタイムラグを見越して、25ヵ月で加入する必要があるのだ。保険代理店で期限切れの車検証を見せれば、自動的に25カ月にしてくれる。

検査場では自賠責の保険料をだけでなく、他にも支払うべきお金がある。それは車検を受けるための自動車検査手数料1,400円と、5,000円の自動車重量税である。自動車税は毎年春に郵送されてくる振り込み用紙で行なうが、重量税は車検ごとの支払いとなる。このように支払方法が異なるのは、自動車税が自治体に納付されるのに対して、重量税は国に納めるものというように、ふたつの税金の行き先が異なるからだ。現行の車検制度では、これらの税金納付が確実に行なわれているかどうかをチェックするという点が重要な役割の1つとなっている。検査場に来てからもいろいろ出費があるから“サイフ空っぽ”なんてことがないように注意しよう。

検査場では自賠責の保険料をだけでなく、他にも支払うべきお金がある。それは車検を受けるための自動車検査手数料1,400円と、5,000円の自動車重量税である。自動車税は毎年春に郵送されてくる振り込み用紙で行なうが、重量税は車検ごとの支払いとなる。このように支払方法が異なるのは、自動車税が自治体に納付されるのに対して、重量税は国に納めるものというように、ふたつの税金の行き先が異なるからだ。現行の車検制度では、これらの税金納付が確実に行なわれているかどうかをチェックするという点が重要な役割の1つとなっている。検査場に来てからもいろいろ出費があるから“サイフ空っぽ”なんてことがないように注意しよう。

重量税を支払ったら、今度は自動車税のチェック。滞納分は検査前に精算する。自賠責保険と重量税で支払い関係は終わりだが、もうひとつ納税チェックの関門がある。国の税金に対する地方税である、自動車税の納税確認である。車検の際には自動車税の納税証明書を持参する必要があるが、その半券がここで確認されるのだ。都道府県の税管理事務所の出先機関としてのこの事務所では、納税証明書を確認して自動車検査票にハンコを押してくれる。もしも証明書を紛失している場合は、あらかじめ自分が住んでいる市(区)役所に行き、納税証明書を再発行してもらう必要がある。また、車検までの滞納された税金があれば、そのときに清算もできる。

重量税を支払ったら、今度は自動車税のチェック。滞納分は検査前に精算する。自賠責保険と重量税で支払い関係は終わりだが、もうひとつ納税チェックの関門がある。国の税金に対する地方税である、自動車税の納税確認である。車検の際には自動車税の納税証明書を持参する必要があるが、その半券がここで確認されるのだ。都道府県の税管理事務所の出先機関としてのこの事務所では、納税証明書を確認して自動車検査票にハンコを押してくれる。もしも証明書を紛失している場合は、あらかじめ自分が住んでいる市(区)役所に行き、納税証明書を再発行してもらう必要がある。また、車検までの滞納された税金があれば、そのときに清算もできる。

車検場で記入する書類は、重量税の印紙が貼られた自動車重量税納付書、検査手数料の印紙が貼られた自動車検査票、継続検査申請書の3通。これらの書類には、所有者の住所氏名や車検証の記載された事項を書き込むだけで、特別に必要な知識はない。また、検査受付付近の記入場所には様々な届け出に用いる申請書の記入例が置かれているので、不明な点はそれらを参考にすると作業がはかどる。事務的作業はパスしたいなら、前出の代書屋さん、正確には行政書士の事務所に書類製作を依頼すれば良い。料金はかかるが、待っているだけで完璧な書類ができあがる。

車検場で記入する書類は、重量税の印紙が貼られた自動車重量税納付書、検査手数料の印紙が貼られた自動車検査票、継続検査申請書の3通。これらの書類には、所有者の住所氏名や車検証の記載された事項を書き込むだけで、特別に必要な知識はない。また、検査受付付近の記入場所には様々な届け出に用いる申請書の記入例が置かれているので、不明な点はそれらを参考にすると作業がはかどる。事務的作業はパスしたいなら、前出の代書屋さん、正確には行政書士の事務所に書類製作を依頼すれば良い。料金はかかるが、待っているだけで完璧な書類ができあがる。

書類の準備が全て終わったら、ユーザー車検の検査受付窓口で、予約確認を行なおう。受付は検査時間の初めから随時行なっているから、書類ができた時点で行けばよい。ここでは書類の記入ミスや不備がないことなどを確認し、これが大丈夫となったら電話予約の際にアンサーシステムが決めた予約番号を尋ねられるので、ちゃんと答えよう。この時点では、予約者の情報は予約番号でしか管理されていないので、番号を忘れたからといって名前や住所を告げても、予約者本人かどうかの確認ができないので気を付けよう。

書類の準備が全て終わったら、ユーザー車検の検査受付窓口で、予約確認を行なおう。受付は検査時間の初めから随時行なっているから、書類ができた時点で行けばよい。ここでは書類の記入ミスや不備がないことなどを確認し、これが大丈夫となったら電話予約の際にアンサーシステムが決めた予約番号を尋ねられるので、ちゃんと答えよう。この時点では、予約者の情報は予約番号でしか管理されていないので、番号を忘れたからといって名前や住所を告げても、予約者本人かどうかの確認ができないので気を付けよう。

かつての車検では、車検前の点検項目は今よりずっと大量にあり、点検記録簿も記載フォーマットが指定されていた。ところが、随時改正された道路運送車両法によって、検査項目が大幅に削減されると同時に、点検記録簿のフォーマットも消滅した。つまり現在の車検では記録簿でなくても“確かに定期点検をしました”という記述があれば、大学ノートの1ページだって構わないのだ。実際のところ、今回の検査ではこの記録簿は1度も確認されることはなかったのだ。ただしその分、ユーザーに課せられた責任が増えたことを忘れては行けない。

かつての車検では、車検前の点検項目は今よりずっと大量にあり、点検記録簿も記載フォーマットが指定されていた。ところが、随時改正された道路運送車両法によって、検査項目が大幅に削減されると同時に、点検記録簿のフォーマットも消滅した。つまり現在の車検では記録簿でなくても“確かに定期点検をしました”という記述があれば、大学ノートの1ページだって構わないのだ。実際のところ、今回の検査ではこの記録簿は1度も確認されることはなかったのだ。ただしその分、ユーザーに課せられた責任が増えたことを忘れては行けない。

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