掲載日:2017年06月08日 メンテナンス
写真・文/モトメンテナンス編集部
各種灯火類の中でもヘッドライトバルブは常時点灯している分、寿命が短い。多くのスクーターはヘッドライトバルブを交換するにもヘッドライトカウルの脱着が必要となる。カウル脱着のコツは、爪の方向を見極めることにある。手前に引くのか、前にスライドさせるのかなどを確認しよう。時には失敗して爪を折ることもあるかもしれないが、その失敗が経験になる!?と、諦めることも必要かもしれない。
アドレスV125SSのヘッドライトカウルを外していく。まずは左右のミラーを緩める。ミラーのナットにゴムカバーが付いている場合は上にずらしてナットにアクセスしよう。
ヘッドライト下にビスが1本あるのでこれを緩める。外したビスをフロントカウルの隙間に落っことすと余計な仕事を作ることになるので、マグネット式ドライバーがあれば大変便利だ。
ヘッドライトカウル手前側左右の下側に2ヶ所ビスがあるので、これを緩める。アドレスV125SSのヘッドライトカウルを固定しているのは3本のビスで、あとは爪で固定される。
ヘッドライトカウルの爪は主に上側に集中している。カウルを両手でしっかり持って、上に持ち上げつつ手前に引っ張るようにすると外せるはずだ。無理に外すと爪が折れるぞ!!
ヘッドライトカウルが外れるとバルブ後端が見える。アドレスV125SSのバルブは防水カバーが付かない「PH11」というタイプだ。左に半回転させると外すことができる。
ヘッドライト配線はカプラータイプ。ロックの爪を指で押さえつつ、マイナスドライバーでカプラー先端部をこじるようにすると楽に外せるはずだ。配線を引っ張らないようにしよう。
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