掲載日:2016年01月22日 メンテナンス
記事提供/モトメンテナンス編集部(Facebookページ) 取材協力/ko-ken
RS3410M/12は差込角3/8インチのソケットが12個並んだセットで、サイズは8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19mm。それぞれ単品で購入できるので、使用頻度の高いサイズから揃えても良いだろう。
ボルトやナットの六角頂点部に工具を掛けて、角部が摩耗したりめっき剥がれを防ぐために生まれたのが面接触という発想。頂点から離れた位置でソケットやメガネを接触させる面接触は、コーケンではフラットドライブの名称で製品化しているが、さらに幅広い接触面を確保するために開発されたのがサーフェイスドライブである。ボルトナットに触れるソケット内側にはアーチ形状が並び、角部から大きくズレた位置で接触することでダメージを防止し、多少角が潰れたボルトにも回転トルクを伝達できる。その形状から若干ガタが多く感じるのもこのソケットの特徴だ。
右のフラットドライブに比べて、サーフェイスドライブはソケットとナットの隙間が大きく見える。一見するとガタが多いようだが、頂点から離れた位置に触れることで高いトルクを加える際に相手を傷めづらい。
作業環境に合わせて全長26~34mm(サイズにより異なる)のスタンダードと、55~65mmのディープが用意されている。いずれもソケット部はスリムに仕上げてある。
足周りやエンジンマウントなど、がっちり締め付けられたボルトに高いトルクを伝える際にも安心して使える。
差込角3/8インチのサーフェイスソケットのサイズ展開は5.5(820円)~24mm(1050円)の20種類。頂点に触れないので、アルミやクロームメッキ仕様のボルトナットを回すのにも適している。
希望小売価格 1万300円(税抜)
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!