掲載日:2015年11月13日 メンテナンス
記事提供/モトメンテナンス編集部(Facebookページ) 取材協力/アストロプロダクツ
全長は240mmと比較的大柄で、長いハンドルを掴めば張力が強いクリップも縮めやすい。ただしバイクメンテで遭遇する狭い空間では、取り回しづらさを感じる場面もあるかもしれない。
ラジエターホースや燃料ホースの固定に使われるクリップには、ネジ式とスプリング式がある。そしてスプリング式の方がクリップ全周に同じ圧力を加えられるため、液漏れを起こしづらいといわれている。しかしクリップの張力が強いため、指で摘まむのはほぼ不可能だし、ラジオペンチや通常のプライヤーでは着脱時に工具が滑って外れてケガをすることもある。このプライヤーは先端部分が広く突起が並んでおり、この突起がホースクリップの爪を挟むのが特徴。クリップを挟んだ状態で保持できるロック機構付きなので、一度緩めたクリップが簡単には外れないのも使いやすいポイントだ。
ホースクリップに掛かりやすい突起が並ぶ先端部分のサイズは20×30mm。クルマのエンジンルームなら問題ない。バイクでも周囲に余裕のある状況なら便利に使える。
縦方向からクリップを掴む際、ラジオペンチやプライヤーでは幅不足でうまくつまめないが、先端の幅が広いため滑って外れることもなく、緩めた状態を保持できる。
ハンドル部分の円弧状のプレートはラチェット式のロック機構で、クリップを挟んだ状態で開口幅を固定できる。クリップ位置を微調整する際に便利だ。
価格 2376円(税込・ネット価格)
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