掲載日:2015年10月30日 メンテナンス
記事提供/モトメンテナンス編集部(Facebookページ) 取材協力/アストロプロダクツ
さまざまなダンパーロッドの穴径に対応するため、四角錐幅は3~12mmでテーパー状となっている。緩める際だけでなく、締め付け時にもしっかりトルクが掛けられるという利点がある。
アウターチューブ下部にダンパーロッドがボルト止めされた正立タイプのフロントフォークを分解する際、ボルトとダンパーロッドが供回りして緩まず、作業が止まってしまうことがある。インパクトレンチで一気に回せば緩むこともあるが、ダンパーロッドを押さえ込めればハンドツールでボルトを外すことができる。そんな時、この四角錐のツールを前回紹介したようなロングハンドルに取り付け、インナーチューブに差し込みダンパーロッドの先端にクサビのように押さえつければ、ダンパーロッドボルトを緩めても空回りせず、あっさり取り外すことができる。単純だが理に適った商品だ。
ダンパーロッド上部の形状によっては、専用工具でなければロックしづらいものもある。だが、このソケットはかなり広範囲に活用できるのは確かである。
ロングタイプのエクステンションやユニバーサルハンドルの先端にセットしてインナーチューブの上部から挿入してダンパーロッドの穴に差し込む。
価格 734円(税込・ネット価格)
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