DAYTONA ブラストバリアー

掲載日:2009年02月10日 バイク用品インプレッション    

バイク用品インプレッション

上半身をカバーする
ほどよいサイズのスクリーン

当サイト編集部には取材で全国を旅するスタッフがいる。その取材旅行にはいつもSR400で出かけるのだが、スクリーンやカウルがないため、長距離では走行風による疲れに悩まされていた。そこで、このデイトナ製ウィンドスクリーン「ブラストバリアー」を装着するに至ったのだが、アイテム選びで重視したポイントは2つ。まず、「大きすぎないこと」。ノーマルの持つデザインの良さをできるだけ崩さないようにしたかったのだ。次に「上半身をカバーすること」。編集部員は同じデイトナ製「エアロバイザー」を別のバイクに装着しているのだが、そちらは体の中心部分をカバーする小ぶりのスクリーンで、どちらかと言えばスタイル重視。しかし今回は用途を考え、より広範囲をカバーするサイズのものを探し求めていた。上半身をカバーしてくれれば、小雨や飛来する虫などからある程度保護してくれると考えていたからだ。今回チョイスした「ブラストバリアー」は車種別の取り付けステーのラインナップが豊富で、スクリーンは日本製の高品質なポリカーボネイトを使用。長期間の使用でもダメージが少ないのは同じ素材を使う同社のエアロバイザーで確認済みだ。

取り付けは簡単。ヘッドライトステーにスクリーンステーを挟み込むだけ。作業に自信がないユーザーでもそれほど難しくないだろう。スクリーンは2ヶ所で固定されているだけだが、時速100km以上で巡航してもスクリーンがたわむことはない。取り付けステーだけではなく、スクリーンが2mm厚としっかりしたものを使用しているのも、安心して使える理由だろう。プロテクションに関しては、腕に風が当たるものの上半身はしっかりとカバーされている印象だ。スクリーンで流された風がヘルメットを揺らすこともない。風圧による疲れだけではなく、冬の寒さも軽減されるため、一度取り付けると手放せないアイテムになることは間違いないだろう。

DAYTONA  ブラストバリアー

フロントカウルのない、ネイキッドタイプの車両にブラストバリアーは幅広く適合する。車種ごとに専用ステーがラインナップされており、取り付け作業はとても簡単。ヘッドライトステーに挟み込んで固定するだけだ。

車種ごとの取り付けステーは別売

フロントカウルのない、ネイキッドタイプの車両にブラストバリアーは幅広く適合する。車種ごとに専用ステーがラインナップされており、取り付け作業はとても簡単。ヘッドライトステーに挟み込んで固定するだけだ。

スクリーンとメーター類のクリアランスがタイトな車両に備えて、スクリーンには緩衝材も付属する。今回装着したSR400では個体差のため使用しなかったが、こういった付属品まで用意されているのはさすがデイトナ。

メーターを保護する緩衝材も付属

スクリーンとメーター類のクリアランスがタイトな車両に備えて、スクリーンには緩衝材も付属する。今回装着したSR400では個体差のため使用しなかったが、こういった付属品まで用意されているのはさすがデイトナ。

ブラストバリアーの取り付け時にヘッドライトを触るため、作業終了前には光軸のチェックをしよう。取り付け時にはヘッドライトの固定ボルトを仮留めにしておき、スクリーンの取り付け終了後に調整する。

取り付け後は光軸調整を

ブラストバリアーの取り付け時にヘッドライトを触るため、作業終了前には光軸のチェックをしよう。取り付け時にはヘッドライトの固定ボルトを仮留めにしておき、スクリーンの取り付け終了後に調整する。

DAYTONA  ブラストバリアー

上半身をカバーする中型サイズのデイトナ製スクリーン。

2mm厚の日本製ポリカーボネイトを使用しており、高速巡航でもスクリーンがよれにくい。

メーカー希望小売価格/¥12,600

問合せ先/DAYTONA

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