DAYTONA HOTGRIPヘビーデューティー

掲載日:2009年02月02日 バイク用品インプレッション    

バイク用品インプレッション

真冬のライディングに大活躍!
2段階に温度調節可能なグリップヒーター

真冬にバイクに乗っていて、特に辛いのが手先に感じる寒さ。
今回紹介するデイトナ製「HOTGRIP」は、そんな真冬のツーリングを快適にしてくれるお役立ちアイテムだ。手先の防寒アイテムとしてはハンドルカバーなどもあるが、できるだけ車両のスタイルを崩したくないユーザーにとっては「見た目がちょっと…」感じる人もいるだろう。グリップヒーターの場合は、グリップ先端から配線が出ているもののほとんど目立たず、見た目に違和感なく防寒対策を取ることができる。また、取り付けもそれほど難しいものではない点にも注目。HOTGRIPはヘッドライトの配線を分岐させて電源とするので、多少の配線加工が必要になってくるが、後は付属する専用接着剤をつけてグリップを取り付けるだけ。編集部員が購入した急速加熱機能付きの「ヘビーデューティー仕様」の場合は、温度調節のためのセレクトスイッチの取り付け場所を確保する必要があるが、今回は目立たないようフレームのネック部分に取り付けた。作業時の注意点としては、グリップの固定に付属の耐熱性接着剤を使用すること。一般の接着剤を使用すると、グリップが熱を持った際に接着剤が溶け出す恐れがある。また、接着剤を使用せずに取り付けると、冷寒時はグリップが固定されていても、ヒーターがONの際にグリップが動いてしまうので注意が必要だ。

「ヘビーデューティー仕様」を使用してみてのインプレだが、寒さが厳しい今は、セレクトスイッチを急速加熱モードの「スタート」に入れっぱなしとなった。通常使用の「ON」でも暖かさは感じるのだが、個人的には真冬はより暖かさを感じる「スタート」で使用するのがオススメだ。スタートモードは消費電力が大きいので、「バッテリー電圧やレギュレターに負担がかかるかも?」と心配する人がいるかもしれないが、バッテリー容量が小さいSR400で3,000kmほど使用しても、電気系のトラブルは今のところ発生していない。

DAYTONA HOTGRIPヘビーデューティー

「HOTGRIP」の電源はヘッドライト配線から取るため、配線加工に自信がない人はショップに依頼しよう。バッテリーレスの車両、バッテリーが弱っている車両、6Vバッテリー搭載車には使用できないので注意が必要だ。

電源はヘッドライト配線から確保

「HOTGRIP」の電源はヘッドライト配線から取るため、配線加工に自信がない人はショップに依頼しよう。バッテリーレスの車両、バッテリーが弱っている車両、6Vバッテリー搭載車には使用できないので注意が必要だ。

グリップを固定する接着剤は耐熱性のある専用のものを使用する(別売り)。グリップエンドをワイヤーで固定する手法もあるが、グリップをしっかりと固定するためには専用接着剤の使用が望ましい。

接着剤は専用のものを使用する

グリップを固定する接着剤は耐熱性のある専用のものを使用する(別売り)。グリップエンドをワイヤーで固定する手法もあるが、グリップをしっかりと固定するためには専用接着剤の使用が望ましい。

グリップの先端からはヒーターの配線が出ており、左右のレバー操作の邪魔にならない角度で取り付けるよう注意が必要だ。レバーに干渉する角度だと危険なため、接着剤が乾く前に角度を合わせよう。

グリップ固定の際は角度に注意

グリップの先端からはヒーターの配線が出ており、左右のレバー操作の邪魔にならない角度で取り付けるよう注意が必要だ。レバーに干渉する角度だと危険なため、接着剤が乾く前に角度を合わせよう。

DAYTONA HOTGRIPヘビーデューティー

2段階の温度調整が可能なHOTGRIPシリーズのハイグレードモデル。

一般的なミリバーハンドル用以外にもハーレーなどの1インチハンドルに対応するモデルもある。

メーカー希望小売価格/¥10,290

問合せ先/DAYTONA

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