掲載日:2018年11月09日 バイク用品インプレッション
取材協力/ゴールドウイン タナックス アールエスタイチ ラフ&ロードスポーツ
※この記事は『二輪生活』vol.11号に掲載された内容を再編集したものです
ツーリングバッグは進化を重ね、荷物が増える冬のツーリングでも、ラクにインナージャケットなどのかさばるアイテムを搭載することができるようになっている。この企画では、キャンプへ行けちゃう大容量からコンパクトな荷物にもピッタリなサイズまで、2018年秋冬に気になったオススメのシートバッグを6アイテム紹介する。
ゴールドウインのシートバッグといえば「Xベルト」である。これはとても便利なシステムで。専用のX型をしたベルトをシート下にセットして、シートを戻すと、それでベルトが固定される。そしてシート上にバッグを置き、それぞれのベルト先端のバックルをバッグに装着。ベルトを締め上げれば、しっかりと固定する。簡単で便利! 見た目もスッキリなので、多くのツーリングライダーに人気があるのだ。対応バッグも多いので、ぜひチェックしてみてほしい。
ゴールドウイン独自のXベルトシステムを採用。シート下にベルトをくぐらせれば、簡単にバッグが固定できる。
上部のフラップとサイドのジップ、どちらからでもメイン気室にアクセスできる。下の方にある荷物も取り出しやすい。また、肩紐を装備しているので、バックパックとしても使用可能。バイクから荷物を降ろしたあとも便利!
約35Lのバッグにはこれだけの荷物が収納できた。焚き火台、ポール、タープ、ガス缶 、シングルバーナー、ミニランタン、クッカー、テント、チェア(小)、チェア(大)、エアマット、シュラフ。
ゴールドウインのラインナップ中、最大の容量を誇るツーリングバッグ78は、メイン気室のほか、フラップ内側など、あらゆる箇所に収納スベースを設けて、利便性をアップ。上部のゴムコードにも荷物が挟める! 比較的サイズの大きいコールマン製ツーバーナーもバッグ内に収納可能だ。
サイドのジップを開けることで容量を拡大。タンデムでキャンプツーリングに行けるくらいの大きさだ。
テーブル、ガス缶、ツーバーナー、シュラフ、テント、スモーカー、焚き火台、ポール、タープ、エアマット、クッカー、 BBQ コンロ、ミニ、ランタン、灯油ランタン、チェア(小)、チェア(大)などが収納可能。かなり大きなものでもバッグ内に収まる。
モトフィズのシートバッグは最大容量40Lとやや大きめ。タンデムでのロングツーリングもこなせる汎用性の高い一品だ。しかも、それだけの容量を持ちながらも、ローフォルムを実現しているのが嬉しいポイント。乗り降りのしやすさに加え、低重心で安定感も高い。
ローフォルムなので。バッグ上にシュラフなどを載せても重心が大きく上がることがない。
肩掛け用のストラップが標準装備されているので、バイクから降りた後も持ち運びしやすい。これなら電車や車の旅行でも重宝しそうだ。
最大40Lの容量だから、入る荷物はご覧の通り! キャンプツーリングの荷物が余裕で入るのだ。
可変式容量で、最大30Lまで収納できる中型シートバッグ。従来よりも高さを抑えているため、バイクへの乗り降りがしやすくなっているのが特徴だ。しっかりした作りにも定評がある。
多くのシートバッグはレインカバーを標準装備している。しかし、問題なのがシートに溜まった雨水がバッグ下部から侵入すること。このバッグでは底部を防水とするBWP(ボトムウォータープルーフ)を採用することで、雨水の侵入を防いでいる。
後方がやや落ち込んだ流線型ボディを持つのはモトフィズのミドルフィールドシートバッグ。スーパースポーツやネイキッドのフォルムを崩さず装着できる。それでいて容量は最大14Lと、必要にして十分!!
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