掲載日:2018年06月12日 バイク用品インプレッション
取材協力/Honda オージーケーカブト ユーロギア デイトナ
文/佐賀山敏行 写真/井上 演 二輪生活編集部
※この記事は『二輪生活 vol.10号』に掲載された内容を再編集したものです。
頭から顔全体をカバーしてくれるからこそ、表面積も大きいフルフェイスヘルメットは、性能はもちろんのこと、そのグラフィックにもこだわりたい。ここでは最新のグラフィックモデルを4アイテム紹介しよう。
SHOEIの最高峰モデル・X-14をベースにホンダのオリジナルカラーを採用したのがこのモデル。ホンダファン必見の一品となっている。気になる基本性能は当然、X-14を踏襲。高い安全性はもちろんのこと、高速走行時の空力特性の向上を実現している。ちなみに開発にはマルク・マルケス選手も参加したという。カラーリングはマットブラックにレッドラインが印象的。後方のウイングマークが誇らしげだ!
デザイン性と整流効果を意識。リアに装備されたスタビライザーは直進方向での空力を重視する。高速道路を使ったツーリングなどで安定感を発揮してくれる。
万が一の事故で、第三者が容易にヘルメットを取り外すことができるのが、エマージェンシークイックリリースシステム(E.Q.R.S.)を装備している。
フルフェイスはスポーツジェットなどに比べると、どうしても「重い」という印象で見られがち。しかし、技術の進歩によって最近ではジェット並の軽さを誇るフルフェイスも多いのだ。エアロブレードVもそのひとつ。部品構成から素材のセレクトまでを吟味し、驚異の軽さを実現。またエアロフォルムによって、空気抵抗を低減し、長時間走行でも疲れにくくなっている。そしてここに紹介する「VISION」はスターと赤青のラインが鮮烈!
新設計のシールドシステムは従来より高い密閉性を持ち、静粛性を向上。また、センターロック式のレバーは大型で、操作しやすい。
カブト独自の機構で、チークパッド下部にエアの排出口を装備。これは走行時の負圧を利用して、チークパッド内の熱気を放出するというスグレモノ。
スポーティーなフォルムを持ちながら、インナーサンバイザーを装備したツーリングモデル「K-3 SV」にニューカラーが登場。2017年のMoto2チャンピオン、フランコ・モルビデリ選手のレプリカグラフィックで、ブラジルとイタリアの国旗が大胆に描かれている。
軽さと耐衝撃性を両立させたLEXANポリカーボネートを素材に使用し、高い空力特性やインナーサンバイザーを装備する。ヨーロッパーで人気のツーリングモデルだ。
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