掲載日:2018年04月12日 バイク用品インプレッション
取材協力/GOLDWIN KOMINE ワイズギア
文・写真/ANIMALHOUSE
記事提供/二輪生活編集部
※この記事は『二輪生活 vol.10号に掲載された内容を再編集したものです
通勤・通学やツーリング中の突然の雨に備えて、レインウエアの用意は必須。ここで数回に分けてハイパフォーマンスなものからコンパクトで持ち運びに適したもの、安価ながらもしっかり使えるものまで、様々なレインウエアを紹介する。ぜひ自分に合ったレインウエア選びの参考にしてみてほしい!
性能の良いレインウエアを探していると、どうしても目がいってしまうのが耐水圧や透湿性の数値。ゴアテックスなど高価な生地を使っているモデルは当然、数値が高いがお値段も比例してくる。しかし、ただこの数値が高ければ良いバイク用レインウエアかと言うと決してそんなこともないのだ。ここでは数値が高く、構造もしっかりしている「間違いない」商品をいくつか紹介しておこう。
GOLDWIN(ゴールドウイン)のゴアテックスレインスーツは表地と裏地の間にGore-Tex(R)素材を挟むことで耐水圧、透湿性ともに高水準を達成。表地には700Dのしなやかなナイロンタフタを採用し、耐久性も高い。襟・腰・腕・裾・袖にアジャスターを備え、走行中のバタつきを軽減する。
シートに押し付けることで圧力がかかるお尻の部分は縫い目のないシームレス構造になっており、お尻の水濡れ感を防止。
パンツは独自のカッティングを採用しており、立ったままでも履きやすいように、つま先部分だけ短めに作られている。
KOMINE(コミネ)のGTXスプリームレインウエアは袖や上腕、腰にバタつき防止のアジャスターを配し、背部ベンチレーション、股下アジャスター、背部リフレクターを備えたゴアテックスモデル。立体裁断で運動性を高めている。携帯に便利な収納ポーチも付属。
背中にはレインウエア内の湿気と風を逃すベンチレーションを装備。マジックテープで留めればバタつき防止にもなる。
股下に配置されたアジャスターは、バイクから降車する時に裾を引きずらないように調整が可能。
YAMAHA(ヤマハ)のYAR16ヤマハレーシングレインスーツは、表生地に撥水加工を施した防水透湿素材、サイバーテックス3を採用し、裏地には3レイヤー構造を取り入れた高性能レインウエア。浸水しやすい袖口はグローブの中に入れるインナースリーブと、上から被せるオーバースリーブの二重袖。
首元はヘルメットと襟の隙間からの浸水を防ぐため大型のネックガードが付属。不要な時には取り外しも可能。
ジャケットのポケットに水がたまらないように下部がメッシュ構造になっている、水抜き穴つきポケットを採用。
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