掲載日:2013年11月21日 フォトTOPICS
文/河合 由起奈 写真/河合 宏介 取材協力/本田技研工業株式会社
エントリー参加のみなさんは、数ヵ月以上前から準備している人も多く、当日は趣向を凝らした車両が数多く並びます。
2013年11月22日から12月1日の10日間に渡り、2年に一度の大規模なイベント「第43回東京モーターショー2013」が開催されました。入場者数は、のべ90万280人。これは、前回2011年に開催された時の入場者数を大きく上回る数字となり、「モノづくり」への可能性と期待が再び高まっていることを予感させました。
「世界にまだない未来を競え。」をメインテーマに掲げ、世界12ヵ国合計178社、181のブランドが出展。ワールドプレミアと呼ばれる「世界初公開」の車両は76台。ジャパンプレミアと呼ばれる「日本初公開」の車両は81台が展示されました。東京モーターショーはクルマに脚光が集まるイベントではありますが、2輪車の開発を進める各メーカーブースでは、走りの楽しさを探求した電動バイクや新開発エンジン、新たな発想から生まれた多彩なニューモデルが各所で発表されるなど、クルマにも引けをとらない数多くの話題を提供していたのが印象的でした。そんな「東京モーターショー」の様子をご覧ください。
01古参者のカブや新型カブまで勢揃い!ウェルカムプラザに並んだ台数は、なんと312台になりました。
02受付でクイズ形式のアンケート用紙をもらいます。子供も大人も一緒に楽しめるのが、カフェカブの特徴でもあります。
03カフェカブエントリー参加者には、この一式が配布されました。この日の来場記念品は、ピンバッチとストラップ。ピンバッチは毎年デザインが変わります。
04こちらがクイズ形式アンケートの参加賞。イベントの最中はなかなか買い出しにいけないので、お菓子詰め合わせは嬉しい心遣いです。
05エントリー参加者に配布された投票用紙に、気に入った車両のエントリーナンバーを記入し投票します。自分の車両のナンバーを書いてもOK!
06今年もやはりいました!「かぶ」を乗せた「カブ」。来年は赤いカブに「赤かぶ」バージョンを拝見したいです。
07親子タンデムはもうテッパン。「親子4人で来場しました!」子供さんもバイクが大好きなようで、自らまたがってポーズをしてくれました。ファミリータンデム賞を受賞しました。
08昨年ニューリリースされたクロスカブ(CC110)。会場でかなりの台数を見る事ができました。さすがカブファンみなさん、入手が早いですね!
09「ウィンカーを無料で加工します」と銘打って、エントリー車両の前にいた参加者。「道具一式を持参してきたのですぐできますよ」と売り込み中。
10おなじみ松本よしえさん。「バッグとお揃いのレッグガードカバーをつけました」。毎年女性ならではの「ひと工夫」を見せて頂けます。
11今年初参加!リターンライダーで、何年ぶりかでバイク入手したうえに、ひとりでエントリー参加したというなかなか行動力のある女性。これからキャンプもバイクで行ける!と嬉しそうでした。
12ヤレ感たっぷりのカブはやっぱり見応えがあります。このバイクは仙台市からやってきていました。オーナーさんに出会えず残念!
13こういったミーティングでは、オーナーさんに車両について、あれこれ話を聞けるのも楽しみのひとつ。
14HONDAウェルカムプラザの裏手駐車場。このエリアには、今年は常連の「湘南カブキチクラブ」さんのエントリー車両が並んでいました。
15イタリア産クラッシックバイクに見えますがカブです。ツルッとした黄色いボディとお尻の感じが貴婦人のようです。
16出前機に乗せているのが、カップ麺という脱力感がたまらなく良い味。人気投票では第5位に入賞しました。ちなみに出前機は3500円だったそうです。
17「日本一周してきました!」という男性。阿蘇山がたまらなく良かったので、もう一回行ってきましたというコメントも頂き、その行動力には脱帽です。
18「威厳」や「風格」という言葉がピッタリくるエンブレム。錆の具合が存在感をさらにアピールしています。
19毎年流行るステッカーがあるようで、来年はこんな雰囲気のステッカーはいかがでしょう?にゃんこカブはなかなか愛らしい風情です。
20箱の種類はたくさんあれど、木箱が似合うのはカブだけでしょう! 手書き文字に趣きを感じます。
21イベントのスタートはライブから! 赤坂エルカミーノのGSキャラバン。
22展示車両は自由にまたがる事ができます。みなさん品定めをするような真剣な表情。手前の赤いカブは、今回発表となった55周年記念モデルとなります。
23今年の「ボンネビルスピードウィーク」でCBR600RRが世界最速記録を樹立。時速274.921km!おおよそジャンボジェットの離陸速度と同じくらいです。なんと9年ぶりの新記録。
24ウェルカムプラザの奥にある、ドライブシュミレーター。空き時間に楽しんでいる来場者もいました。
25ウェルカムプラザ2階にある休憩所。参加者用のヘルメット置き場もあります。フロア中央に置かれた、「ホンダドリームCL72 スクランブル」に来場者の方も興味深々です。
26「カブはスキー場にも行けますよ!」積載制限の地上2メートル以内にきちんと収まっています。アイデア勝ちです。ゲスト賞を獲得しました。
27やはり醍醐味となるのは、旅先のステッカー観察。本州最北端を超えて、宗谷岬まで行ってます。南は佐多岬。
28折りたたみ自転車にエンジンというこの発想力!これこそカフェカブでしか見る事ができないバイクです。「遠くからきたで賞」を獲得しました。
29往年のライダー菱木哲哉さんがいらっしゃっていました。アメリカホンダ時代、テストライダーとして11年で320万キロを走ったといわれる方です。ゲストではなく、遊びに来ていたようです。
30「たくさん積んでいるで賞」があったら表彰しそうな1台。こんなに積めるんだと改めて思い知ります。
31「大阪から560キロ。22時間掛けてやってきました!」という参加者。ネット受付では283番で「つばさ」のゴロ合わせで喜んでいたのに、結局来てみたら先着順で298番で「にくや」になったと大笑い。さすが大阪人、おいしい事を言ってくれます。
32自作のステッカーを配布している車両もありました。手間ひま掛けて、全力で楽しんでいるのが伝わってきます。
331993年に発売された「カブラ」。20年たった今でも尚、根強い人気があります。
34エンジンに張り巡らされた手作りらしいオイルラインは、珠玉の逸品。
3513時から開始のバイクフォーラム。ゲストは、左から古澤恵さん、今田典博さん、平出雄一さん。
36バイクフォーラムでは、場内が満席になり立ち見の来場者も出ました。55周年記念カブの発表後、グローバルカブが主題となり、熊本工場の組み立てラインの紹介がありました。
37こちらが55周年記念カブ。価格は24万9900円。小径14インチタイヤを使用し、よりコンパクトな仕上がりになっています。リトルカブ・50ccモデル。受注は2014年1月26日まで。
38ウルトラマンになったジョルカブ。塗装代だけでもかなりの金額になりそうです。色々なイベントに出かけているようなので、どこかで見かけるかもしれません。
39カブ号F型、自転車用補助エンジンとして、1952年から1958年まで販売されていました。ホンダコレクションモールでしか見る事が出来ないと思っていましたが、カフェカブにもやってきていました。
40北海道タンデムツーリングの積載で参加していた車両。非常に旅心をくすぐられます。
41今年の流行でしょうか?結構な台数が、写真中央のこのステッカーを貼っていました。
42オーダーメイドのジャケットを羽織った来場者。「古」と「full」の語呂合わせがまた面白いです。
43人気急上昇でグッズも販売されているLINEのくま「ブラウン」。カフェカブにも登場していました。
44これでもか!というほどのフル装備です。リアのボックスを開けなくとも、全ての用事が足せそうです。
45昨年も来場していた「沼津ひもの」の看板カブ。「今年は飛行機をイメージして、プロペラ仕様にしてきました!」とコメントを頂きました。
46「普通のMDかと思った人はまだまだ。カスタムを見てニヤニヤしたら、かなりの変人」といった主旨が説明に書かれていました。来場されていたみなさんも興味津々にカスタムポイントを探していました。
47遠くからきたで賞は、エントリーナンバー161。「福岡市博多から来場。新幹線で5時間半。ホテルからここまで自走してきました。」のコメントに会場から笑い声が上がりました。
48最年長賞 エントリーナンバー105。「78歳になりました」と意気揚々。昨年に続き受賞。来年もぜひ更新して頂きたいです。
49ヤレ感賞は、エントリーナンバー226。「デザインがとても好きで乗っていて、ヤレ感を出さないようにしたのですが」と受賞に際してコメントに、場内から笑い声が上がりました。
50今年はタンデム賞がファミリーとカップルで2つになりました。カップルタンデム賞は、エントリーナンバー227「海が見えるところにデートに行く」というお二人。
51ファミリータンデム賞は、エントリーナンバー27、28のご家族。ポケバイをやっているお兄ちゃんは、将来有望なライダーでしょうか?バイクが好きでしょうがない様子でした。
52レディース賞は、エントリーナンバー290。車両は、赤と白のポップな配色が特徴。賞品はチェックのライダースジャケット。
53ブリヂストン賞は、エントリーナンバー93賞品はカブのレース専用で作られた「バトラックス BT390」の2本セット。
54キタコ賞は、エントリーナンバー26。賞品はCC110用のマフラー製品第1号。「11月1日にCC110を買ったばかりなので丁度マフラーが欲しかった」と喜びを語っていました。
55スマイル賞は、エントリーナンバー209。「ヴィトンのスーツを入れるケースを壊して作りました」というコメント。なかなか豪華な仕上がりです。
56古澤恵賞(ゲスト賞)は、エントリーナンバー206の方。 「狭山スキー場にはこれで行きます」とコメントを頂きました。
57今田典博賞(ゲスト賞)は、エントリーナンバー14。「クロスカブを作る時に、14インチのサイズは買った人が作るだろうっと思っていたら、今年早速作って頂けたので」と今田さんからコメント。
58平出雄一賞(ゲスト賞)は、エントリーナンバー3。「プリッとしたお尻がかわいい。エアクリーナーケースも色を合わせて黄色にしてくれたので」と平出さんからお話を頂きました。
59人気投票第6位は、エントリーナンバー11、62、155、17、101の5名。
60人気投票第5位は、エントリーナンバー115、187、168、241の4名。
61人気投票第4位は、エントリーナンバー205、2、40の3名。
62人気投票第3位は2名いました。エントリーナンバー32。職業は消防士さんとのこと。9月に熊本工場にも行かれたという熱心なカブファン。
63同じく人気投票第3位のエントリーナンバー7。「フルノーマルに、みかんかごをつけただけなのに」と恐縮しながらも、受賞を喜んでいました。
64人気投票第2位は、エントリーナンバー15、140の2名。15番の方は昨年第3位の受賞者。140番の方は昨年第5位の受賞者の方。お二人は表彰台に上がると、がっちりと握手をされていました。
65人気投票第1位は、エントリーナンバー47。カブ歴1年というオーナーさん。「他の人がやらない色が欲しくて、この色にしました」
66人気投票第6位から第1位までのみなさんで集合写真。おめでとうございます。
67人気投票第5位に入賞した187番の方。「近所にたまたま屋根を付けてくれるところがあった」というコメントを表彰式で頂きました。
68ポケモンのシールでデコレーションされている親子タンデムのご家族。
69「北海道ツーリング仕様にしてきました」と完全装備の参加者。冬の宗谷岬を目標にツーリングに行きたいと言っていました。
70「クロスカブは、こんなに積載できる」という見本のような車両。
71イベントが終了して、解散の時間。また来年、この会場で会いましょう!
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