掲載日:2018年12月06日 試乗インプレ・レビュー
写真/徳永 茂 取材・文/青木タカオ
ホンダ PCXエレクトリック
機能的で経済性にも優れる原2クラスは昨今人気のクラスだが、「PCX」はホンダ・小型スクーターのラインナップの中で決して便利でリーズナブルなだけを売りにしたモデルではない。ライバルを凌ぐ高性能であるのはもちろんのこと、デザインに優れ、所有感を満たし、そして絶えず先進的でなければならないと開発チームは考えている。
2010年3月デビューの初代ではアイドリングストップ・システムを採用し、優れた環境性能を追求。2014年4月に発売した2代目ではヘッドライトを含む全灯火器にLEDを導入し、2018年4月に発売した3代目ではスマートキーも追加するなど、クラスを超えた装備でライバルらの追従を許してこなかった。
そして、3代目が進化する勢いは凄まじいばかりだ。2018年9月に原2クラスのままにハイブリッド版をラインナップに加えると、今回さらに電動=エレクトリックバージョンの「PCXエレクトリック(PCX ELECTRIC)」も登場したのだ。2018年11月30日から企業や個人事業主、官公庁向けのリース販売で、一般向けには東京都・神奈川県、大阪府・兵庫県に住む人を対象にモニターを募集。その乗り味は、いったいどんなものか気になるばかりだが、今回テストライドの機会を得たからレポートしよう。
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