
掲載日:2018年02月01日 試乗インプレ・レビュー
取材・写真・文/野岸“ねぎ”泰之
キーシリンダーは燃料タンクの前方に設置されており、いたずら防止に効果のあるシャッター付きとなっている。スクーターではもはや標準と言っていい装備だが、スポーツバイクに採用するのは珍しい。コストや見栄えの問題もあるだろうが、防犯面を考えると今後は採用モデルが増えてくれると安心だ。
ヘッドライトとその左右にあるポジションランプにはLEDを採用。レンズ部分の面積は広めで、昼間の被視認性も高い。
スピード&タコ、時計、燃料計のほか、ギアポジションや平均燃費、デュアルトリップなども表示可能な多機能フル液晶ディスプレイ。
液晶の両側には各種インジケーターが並ぶ。右で白く点灯しているのは、適切なシフトタイミングを教えてくれるエンジンRPMインジケーター。約8,000回転でシフトタイミングを知らせてくれる。
2つの排気口直径が異なるデュアルテールエンドマフラー。外観だけでなく、排気音もなかなかスポーティだ。
特徴的なデザインのテールランプ。ウインカー共に通常のバルブタイプで、ナンバープレートランプのみLEDを採用。
レーサーライクなイメージを高めるアンダーカウルを標準装備。ラジエーターのリザーブタンクはこの中に配置されている。
スポーティな走行に対応するセパレートシートを採用。シートの座面は広く、大柄なライダーでも窮屈さはない。
ラジエーターも大型の物を採用。スポーティな走りに対応するとともに、あえてシルバーのままで存在感を主張している。
キーで開閉するパッセンジャーシートの下には、基本的な車載工具が収納されている。セット内容はプラグレンチ、プラス&マイナスドライバー、六角レンチ。
フロントのタイヤサイズは90/80-17M/C 46S。ブレーキディスク径は290mmと大型のペタルタイプを採用。
リアタイヤのサイズは130/70-17M/C 62S。ディスク径は187mm。
価格(消費税込み) = 35万4,240円
※表示価格は2018年1月現在
スズキが原付2種カテゴリーに送り込んだ、ミッション付きのスポーツネイキッド。GSXの名を冠し、最新のテクノロジーを投入したマシンは、125ccクラスながら爽快なスポーツライディングが楽しめる。
■エンジン型式 = 水冷単気筒DOHC4バルブ
■総排気量 = 124cc
■最高出力 = 11kW(15PS)/10,000rpm
■最大トルク = 11N・m(1.1kgf・m)/8,000rpm
■燃料供給装置 = フューエルインジェクション
■サイズ = 全長2,000×全幅745×全高1,035mm
■ホイールベース = 1,300mm
■シート高 = 785mm
■装備重量 = 133kg
■燃料タンク容量 = 11L
■Fタイヤサイズ = 90/80-17M/C 46S
■Rタイヤサイズ = 130/70-17M/C 62S
■Fブレーキ形式 = 油圧式シングルディスク(ABS)
■Rブレーキ形式 = 油圧式シングルディスク(ABS)
■乗車定員 = 2名
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