

掲載日:2014年09月26日 試乗インプレ・レビュー
取材・写真・文/野岸“ねぎ”泰之
LMW機構のフロントは片輪に2本のサスペンションが衝撃を吸収。14インチのホイールには左右それぞれディスクブレーキを装備。
ヘッドライトは60/55wのハロゲン。その上のポジションランプはLEDを採用。
見やすく多機能なメーター。時計のほか、外気温やツイントリップ、オイルとベルトの交換時期まで表示できる。
キーシャッター付きのメインスイッチ。シートのロック解除もここで行う。
ハンドル下の中央部には、引き出し式のコンビニフックを装備している。
フロアはフラットで乗り降りがしやすいが、足を前に出せるスペースはない。
前席シートは滑りにくく、適度な反発のあるタイプ。後席の面積は広くゆったりしていて、表面は前と少し質感が違う。
前席シートの下には給油口などがあるため、シート下のトランクスペースはおよそフルフェイスヘルメットひとつ分。
テール&ブレーキランプには被視認性の高いLEDを採用。ウインカーは一般的なバルブタイプだ。
スクリーンはカッチリとした剛性感のあるもの。ショートタイプだが、意外と整流&防風効果が高いと感じた。
ハンドルには樹脂製の大きなカバーがされている。カバーの下にはDC12Vのアクセサリー用電源が来ているが、ソケットではなくコネクタ仕様だ。
リヤホイールは12インチで、こちらもディスクブレーキを装備。計3枚のディスクで、制動力は抜群だ。
価格(消費税別) = 33万円
※表示価格は2014年9月現在
2014年にヤマハが「第3の移動体」として発表した3輪コミューター。フロント2輪が同調してリーンするのが特徴となっている。2014年カラーは白・黒・赤の3色。その車体構造だけでなくSNSを活用した大規模モニターを募集など販売展開でも注目を集めた。
■エンジン形式 = 水冷4ストローク・SOHC・2バルブ
■総排気量 = 124cc
■最高出力 = 8.1kW(11PS)/9,000r/min
■最大トルク = 10N・m(1.0kgf・m)/5,500r/min
■変速機形式 = Vベルト式/オート
■始動方式 = セルフ式
■点火方式 = TCI(トランジスタ式)
■サイズ = 全長1,905×全幅735×全高1,215mm
■シート高 = 780mm
■軸間距離 = 1,310mm
■最低地上高 = 120mm
■車両重量 = 152kg
■燃料供給 = フューエルインジェクション
■燃料タンク容量 = 6.6L
■Fタイヤサイズ = 90/80-14 M/C 43P(チューブレス)
■Rタイヤサイズ = 110/90-12 64L(チューブレス)
■F/R懸架方式 = テレスコピック/ユニットスイング
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