エイプ100 TypeD
 エイプ100 TypeD

ホンダ エイプ100 TypeD – 類人猿レジャーバイクの最終形態

掲載日:2011年01月13日 試乗インプレ・レビュー    

構成/バイクブロス・マガジンズ編集部

類人猿レジャーバイクの最終形態
遊びのフィールドを選ばないエイプ100

モンキー、ゴリラに次いで2001年にリリースされた、“エイプ”は、車名通りホンダの類人猿レジャーバイクにおける進化系として登場した。ファットなタイヤと空冷の直立エンジンがもたらす堂々としたスタイリング、ライディングポジションも窮屈ではなく、そのくせマシン全体はコンパクトで扱いやすい。街乗りからショートツーリングまでこなすメインマシンとしての素質はもちろん、軒先やワゴン車にもスッポリと納まる車格からセカンドバイクとしても大きな支持を得ている。2002年より50ccと100ccの2モデル展開となったエイプは、まさにレジャーバイクの王道を突き進み、現在でも使用環境やライダーの要望に合わせて少しずつ進化を続けているのだ。

ホンダ エイプ100 TypeDの特徴

ホンダ エイプ100 TypeDの画像

シンプルかつゆとりのある設計
そのポテンシャルは無限大

エイプは前後ドラムブレーキを採用しているが、現在はディスクブレーキを採用したTypeDが追加されている。この背景にはミニバイクレースのベース車両として人気を得たことも大きい。走りを追求できるポテンシャルを秘めたエンジン×フレームの組み合わせには、より制動力のあるディスクブレーキが必須となったのだ。スポーティな走りを求める人たちに向けて、ディスク仕様が発売されたのは当然の流れともいえる。

ホンダ エイプ100 TypeDの画像

また50ccモデルは2007年よりインジェクション化されているが、エイプ100はふたつのキャタライザーを搭載し、また燃焼効率の最適化を計ることでキャブレターを継続採用している。乗り味やメンテナンス性、カスタムしやすさなどからキャブレターを好む人も多いということを考えると、今回試乗したエイプ100 TypeDはまさに最終形態と言えるのではないだろうか。

ホンダ エイプ100 TypeDの試乗インプレッションは次ページにて

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