
掲載日:2009年10月10日 試乗インプレ・レビュー
構成/バイクブロス・マガジンズ編集部
約34リットルという大容量のシート下収納はまさに圧倒的の一言。長さ730mm、幅325mmという大きさなので、テニスラケットやA4ファイルなども簡単に収めることが出来ます。今回のインプレでも、取材用機材から三脚までフルに収納することが出来ました。この余裕なら、VOXでツーリングに行きたくなってしまうのではないでしょうか?
一般的な原付スクーターの場合、フロアボードが完全に足元をカバーしていますが、VOXは思い切ったデザインを採用することで、足元に大きな開放感が生まれています。余裕のあるロングシートとの組み合わせによって、ゆったりとした乗車感覚を実現。大柄な男性でも窮屈な思いをせずに、VOXをのんびりと楽しむことが出来ます。
デザイン先行と思われるほど個性的な存在でありながら、中身はしっかりと詰まったVOX。原付スクーターという限られた枠の中で、今までのモデルには無い面白さをしっかりと描きだしています。便利に使えるのはもう当たり前で、そこにどのような価値を足せるのかが、これかのバイクにとって重要ではないでしょうか。VOXは初心者でも楽しめるモデルでありながら、カッコよさや面白さといった付加価値を持つ1台。毎日を便利にするだけでなく、「楽しくする」乗り物として注目する価値があります。
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