掲載日:2010年07月23日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
一昔前まで、走るだけでなく“いじって遊べる”ミニバイクと言えば、モンキーとゴリラが定番でした。ここに一石を投じたのが、2001年に登場した「エイプ50」です。『The Basic Fifty』というキーワードに基づいて開発されたこのバイクは、無駄なものを徹底的にそぎ落とし、バイクらしいフォルムと基本に忠実な性能を備えたモデルとしてデビュー。モンキーなどより一回り大きく余裕のある車体と、スポーツを満喫できる5速ミッション、そしてベーシックなスタイルの空冷単気筒エンジンといった魅力的な要素で、若年層ユーザーを中心に大ヒット。一躍人気モデルとなりました。また、シンプルでベーシックな車体構成はカスタムを好むユーザーにも注目され、モンキーやゴリラに続くベース車両としての地位を確立。現在ではミニバイクレースでも活躍しており、ストリート向けだけでなく本格的なレーシングパーツも豊富に供給されるなど、いじれるバイクとしても支持されています。
また、人気モデルということもあって、車種バリエーションが充実しているのも特徴です。トリコロールカラーをまとったスペシャルや、メッキパーツを多用したデラックスなどのほか、前後にディスクブレーキを採用したType Dが設定されています。中古車市場での在庫数も多く、フルノーマルの車両はもちろん、ハードなカスタムを施された車両も入手可能。予算や目的に応じて、豊富な在庫の中から、とことんこだわって愛車を探すことができます。そのままで楽しむという乗り方だけで無く、自分だけの一台を作り上げたいというカスタム派の要望まで、幅広いオーダーに対応するエイプ50。現在のラインナップにおけるスタンダードモデルとして、ミニバイクシーンに欠かせない存在と言えるでしょう。
ミッション付原付の代名詞と言えばモンキー。フレームまで揃う圧倒的なパーツラインナップを持つ。いじり系ミニバイクの頂点だ。
モンキーのタンクを大型化するなどして快適性を図ったモデル。パーツはモンキーとほぼ共通で、こだわりのカスタムにも対応する。
ヤマハの2サイクルスポーツモデル。アフターパーツはエイプよりも少ないが、2サイクルエンジン搭載でノーマルでもハイパワーだ。
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