掲載日:2009年08月07日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
2001年2月、ホンダから1台の原付スポーツバイクが発売されました。その名もエイプ50。エイプとは、英語で「類人猿、猿人、尾のないサル」という意味。人間に最も近い動物を意味するネーミングは、あらゆる人が気軽に乗れる50ccのバイクであることを表現していました。デザインはシンプルかつ親しみやすいスタイリングであることを重視。バーハンドル、フューエルタンクからシートへと続くスマートなフォルムをもつベーシックなスタイルとしています。また、、ブロックパターンのワイドタイヤ、小さく短い前後フェンダー、足長のサスペンションなどにより自由で力強いイメージも表現。
パワーユニットはCB50やXE50以来となる直立した空冷4ストロークOHC単気筒50ccエンジン。本格派50ccバイクとしてギアチェンジ操作を楽しめるよう、リターン式の5速ミッションを採用したほか、サスペンションは正立テレスコピック式フロントフォークとプロリンク式リアサスペンションのコンビネーション。市街地走行での乗り心地の良さと、路面追従性に優れた柔軟なフットワークを両立していました。 また、個性的で存在感のある外観と安定感のあるハンドリングを実現するために、タイヤは前後輪ともブロックパターンで120/80-12 54Jのワイドサイズ、フレームは軽量・高剛性のダイヤモンドタイプを採用するなど、50ccクラスとしては異例の豪華装備・本格設計となっていました。
そんなエイプ50も気がつけば発売以来8年以上が経過。2007年12月のモデルチェンジでは、電子制御燃料噴射システムPGM-FIや環境性能を高めるキャタライザーを装備するなど、小さな「類人猿」の進化は今も続いています。
「The Basic Fifty」がテーマ。バイクの基本的な素材を重視し、よりシンプルな車体構成を目指して開発。直立タイプの空冷4ストロークOHC単気筒50ccと、リターン式5速ミッションにより操る楽しさを実現。シンプルで親しみやすいスタイリングの原付スポーツバイクとしてデビューしている。
鮮やかなプラズマイエローのカラーリングを追加。クラシカルホワイト、リバーサイドブルーと合わせて3色のカラー展開としている。また、フレームにはファイティングレッド、ホイールにはマグテックゴールドメタリックのカラーリングを採用した「エイプ・デラックス」なども追加。バリエーションを強化した。
2007年のモデルチェンジにより、電子制御燃料噴射システムPGM-FI、排気ガスを浄化する触媒装置を採用。環境性能を向上させている。2008年モデルに変化はないが、前後輪に油圧式ディスクブレーキとアルミ製のキャストホイールを採用した「Type D」が追加され、ラインナップが強化されている。
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