ヤマハ シグナスX SR

掲載日:2016年07月20日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

ヤマハ シグナスX SRの画像
YAMAHA CYGNUS X SR

トータルグレードアップで進化した4代目
ニューデザインでダイナミック感も一新

シグナスX RSはスポーティなスタイリングと俊敏な走りで人気の原付二種スクーターです。2004年の初代から数えて4代目となるこのモデルでは「ダイナミック・シグナス-X」を開発コンセプトに、外観デザインからパフォーマンス、操作系までトータルのグレードアップが施されて、2015年11月に発売となりました。

まず一新した外観デザインですが、従来モデルから続くシグナスXらしさをしっかりと残しながらも、よりダイナミックな、そして現代的なフォルムへと進化しました。ヘッドライトには新たに開発したリフレクターを採用し、LEDのポジションランプには導光素材も用いて表情を凛々しく引き締めています。テールランプもLEDを用いていますが、ここでもやはりやはり導光材料を生かして光の方向を制御、デザイン性をぐっと高めています。

車体には軽量化した新作のフレーム、新作のフロントフォークとリアアーム、新作の5本スポークホイールを投入するなど、重量の低減を促進。結果、車重は従来モデルより4Kgも軽くなり、加速感や走行性能の向上にも一役買っています。またリアブレーキは従来のドラムタイプから200mm径のディスク式にグレードアップし、安定した制動フィーリングを見せてくれます。

搭載する124ccの空冷4バルブ単気筒エンジンも大きく進化しています。新設計の吸排気系を導入したほか、やはり新たに設計したカム軸、低ロスベアリングを採用。エンジンの圧縮比も9.5から10.0にアップしています。それらの結果、常用回転域での出力とトルクが向上し、発進加速や燃費が改善。60km/h定地燃費は40.0kmから43.3kmへと向上しています。

ヤマハ シグナスX SRのここがポイント!
  • ● 軽量化した新設計のフレームと新設計の足回り
  • ● 燃費や始動性に優れたインジェクション採用の空冷4バルブエンジン
  • ● 新デザインで磨きをかけたダイナミックなスタイリング

ヤマハ シグナスX SRのライバルはこれだ!

  • ホンダ
    リード125

    アイドリングストップ機構付きの低燃費エンジンを搭載。スタイリッシュでパワフルで、シート下の収納スペースも広めに確保。ビジネスからレジャーまで幅広く使える。

  • スズキ
    アドレスV125SS

    空冷エンジン搭載のコンパクトスクーター。リアスポタイプのグラブバーや格納式のアルミタンデムステップ、ボディ同色のカラードミラーなど、スポーティな装備が魅力。

  • ヤマハ
    BW’S125

    遊び心満載のストリートスタイルスクーター。動力性能はシグナスX SRとほぼ同じだが、オフロードテイストのブラッシュガードやブロックタイヤなど個性的な装備で差を見せる。

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