掲載日:2010年07月09日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
通勤・通学に活躍する便利な足バイクとして人気の高い原付2種スクーター。その中でも、爆発的なヒットを記録したモデルと言えば、1990年代に一世を風靡した「アドレスV100」です。他社の原付2種スクーターが20万円オーバーのプライスタグをつけられている中、199,000円という圧倒的にリーズナブルな価格でデビュー。50ccモデルをベースとしたコンパクトな車体に、パワフルな2サイクルエンジンを搭載したアドレスV100は瞬く間に人気モデルとなりました。その後マイナーチェンジを繰り返しながらアドレスV125が登場するまで生産が続けられ、その類累計生産台数はなんと20万台オー バー。原付2種スクーターのベストセラーモデルとなっています。
大人気モデルだけに中古車市場での在庫数も豊富ですが、初期型はすでに10年以上前のモデルとなるため、購入時は車両の状態をしっかりと確認する必要があります。通勤・通学などの用途がメインだっただけに、趣味性の高いバイクと違ってメンテナンス状況がおざなりな個体も見受けられますのでその点も要注意。また、カスタムパーツのラインナップが豊富なのもアドレスV100の特徴。軽量で快速なスクーターだったためスポーツ派からの人気も高く、ストリート用のカスタムパーツはもちろん、スクーターレース用のチューニングパーツも充実しています。リーズナブルなベースモデルを探し、豊富なパーツを活かしてモディファイするのも面白いでしょう。本気のレースカスタムにも対応しますので、速さを追求するストイックな楽しみ方ももちろんアリ。手ごろな価格で手に入る毎日の足としてだけでなく、バイクいじりを楽しめる1台としても、アドレスV100は注目しておきたいモデルです。
アドレスV100と併売されていたヨーロピアンスタイルのスクーター。販売は不振だったがクオリティは高く、現代に通じるレベル。発売するのが早すぎたモデルと言えるだろう。
4サイクルエンジンを搭載した現行モデルは、アドレスV100同様コンパクトボディ+ハイパワーエンジンの通勤快速モデル。もちろんカスタムパーツも豊富にラインナップされている。
アドレスV100との直接のライバルとなるモデル。走りを重視するならアドレスV100、実用性の高さやゆったりとした乗り味を求めるならリード100と いうのが定番の選択肢だった。
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