
今回のイベントが行われた宮ケ瀬湖周辺は、ダム湖の周囲に気持ちのいいカーブが続き、神奈川や東京をはじめとする首都圏のライダーにはよく知られたツーリングスポットだ。会場となったのは宮ケ瀬湖畔園地で、受付開始を前に続々とバイクが集まりはじめ、ライダーたちの期待度の高さが感じられた。
好天に恵まれ、イベントの開始を前に会場には続々と参加者のバイクが集まった
イベント参加者には記念品のほか、隣接する水の郷商店街で使える1000円分のお食事券も配られた
10時に始まったイベントは、まず主催者の挨拶からスタート。ステージに立ったバイク王の菊田正人マネージャーは「バイクの買取、販売の間をつなぐものとして、地域の方々と協力しながらライダーの皆さんに楽しみの機会をどんどんご提供していきたい」とコメント。
「これからはバイクの楽しみ方を積極的に提案していきます」と話すバイク王の菊田マネージャー
続いてステージにはゲストが登場。従来からバイク王の公式アンバサダーを務めているバイク女子タレントの朝山すずさんに加え、新たにバイク王公式アンバサダーに加わったお二人、元自衛官タレントのかざりさんと、動画クリエイターでアーティストとしても活躍するずま(虹色侍)さんが登壇した。
バイク王公式アンバサダーのお三方。左から朝山すずさん、かざりさん、ずまさん。
3人がそれぞれバイクに対する思いや愛車とのエピソードなどを語ったあと、ずまさんが新しいバイク王のCMソングを披露。迫力の歌声に参加者が聴き惚れる中、さらにサプライズとしてバイクが縁でめでたく婚約したというカップルが登場し、ずまさんが即興でお祝いの歌をプレゼントすると、会場は祝福ムードに包まれた。
バイク王の新CMソングを披露したずまさんは、婚約を公表したカップルにも即興でお祝いの歌をプレゼントした。
その後、午後のゲーム大会までの間はフリータイム。ここでも参加者が楽しめる様々なコンテンツが用意されていた。まず人気となっていたのは試乗会で、KTMとインディアンの注目車種が揃っており、抽選で選ばれたライダーたちが約20分間の公道ライディングを堪能していた。
試乗会ではKTMのDUKEシリーズ、250DUKE/390DUKE/990DUKE/1290SUPER DUKE R EVOの4台と、インディアンモーターサイクルズの101 Scout/Chief Dark Horse/Sport Scoutの3台が用意され、抽選で選ばれたライダーが公道での試乗を楽しんでいた。
また、様々なマシンがズラリと並んだ駐車場では、参加者同士がバイク談議に興じる姿もチラホラ。そんな中、バイク王公式アンバサダーたちによるSNS用の取材も行われ、取材対象に選ばれたマシンのオーナーはインタビューを受けるなど、それぞれが思い思いの時間を過ごしていた。
様々なマシンが集まる会場ではバイクを見るだけでもワクワクするし、ライダー同士であれこれ話すのも楽しみの一つだ。
会場ではバイク王の公式TikTok(@bike_queeeen)の取材も行われ、多くのライダーが愛車と共にインタビューを受けていた。
イベント最大の楽しみと言えるのがランチタイムだ。参加者には会場に隣接する水の郷商店街の飲食店で使える1000円分のお食事券が配られた。ライダーたちはそれぞれ好みのお店を見つけて、昼食やデザートなどを自由に楽しんでいた。またお店側も、この日のために特別な商品を用意したり、ライダーに積極的に声をかけるなどとても協力的で、イベントの開催によって地域とライダーが一体となり、盛り上げの一助になっていることが実感できた。
ランチタイムは隣接する水の郷商店街で、それぞれが好みのグルメを探して食べるシステム。取材に応じてくれた参加者は口を揃えて「どのお店にするか悩むのも楽しいですね。それに1000円分のお食事券は本当にうれしいです!」と顔をほころばせていた。
「ありがとうカフェ」では名物の清川焼きに、イベントに合わせてバイクの焼印を特別に用意してライダーを迎えていた。
イベントの最後を飾ったのはジャンケン大会だ。再びステージ前に集合した参加者たちは、バイク王公式アンバサダーの3人とジャンケン対決に一喜一憂。見事に勝ち抜いて豪華な賞品を手にしたライダーからは笑みがこぼれていたのはもちろん、負けた参加者も心底楽しんでいた様子だった。
バイク王公式アンバサダーとのジャンケン大会。勝っても負けても楽しいひと時だ。
ジャンケン大会にはKTMやインディアンのアパレルセットやバイク王公式アンバサダーのサイン入りTシャツ、バイク用ドライブレコーダーなど、豪華な賞品が用意された。
見事に勝ち上がり、豪華な賞品をゲットしたラッキーな参加者の方々からは、自然と笑みがこぼれていた。
バイク王公式アンバサダーのお三方と共に軽妙なトークで会場を盛り上げてくれた司会のステップ堀田氏(左)。
バイク王では一度に数万人が集まるような大イベントを単発で行うのではなく、少人数・多頻度をキーワードに地域と協力して行うイベントをこれからも積極的に開催する予定とのこと。買取、販売に続き、ライダーに楽しみを提供しながら、地域の振興にも貢献したいというバイク王の取り組みに、これからも期待していきたい。