掲載日:2015年12月25日 バイクブロス通販部ピックアップ
かつて一世を風靡したTW200(225)のカスタムブーム。空色のタンクにベージュのシート、バッテリーレスのスカチューンが憧れだったことを甘酸っぱく思い出す人も多いのではないでしょうか。
トラッカーハンドル用のキットです。トラッカーといってもトラック野郎のことではありません。陸上競技でいうトラック(楕円状コース)で競うダートトラックレースで走るためのバイクのような仕様、という意味ですね。ノーマル比30mmアップ×70mmバックとなるハンドルキットです。
スカチューンの由来が、シート下のサイドカバーを外し、そこにあるはずのバッテリーなどを取り払い、「スカスカ」に見えるから、と知ったときは軽く脱力感を覚えたものでした。まぁ、今はバッテリーがあったほうがスマホの充電もできるけど、スカチューンには欠かせない製品です。POSH製のキットも。
ホイールベース(前後の車軸間)を長くするために、スイングアームを長くするのは、本来、直進安定性を向上させるために行うカスタムでした(その代償として旋回性は犠牲になる)。TWのロンスイ(スイングアームのロング化)は、長くすると低く見えてカッコイイ、ということだと思います。メッキカラーも。
ノーマルシートはボリュームがあるので、座面がフラットで薄いシートに交換するのが定番でした。長い時間座っているのはつらくなりますが、街乗りメインなら問題ないでしょうね。ただ、このシートがノーマルリアカウル併用不可になるように、カスタムパーツはそのことも考えて揃えたいですね。
バイクブロスでの検索結果から気になって、TW200(225)のカスタムパーツを取り上げてきました。真面目なバイク好きの中には、「ティーダバー」を苦々しく思っていた人もいたかもしれませんが、そこで生まれた経済効果は、別の新製品開発にも回ったはず。恩恵はみんなが受けているのだと思います。
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