1万円以下の製品も！プロテクター付きインナーベスト

いつのまにか「あたりまえ」の装備になりつつある、胸を保護するプロテクター。ジャケットなんかでも対応品が増えていますけど、まだまだお高め。だったら、少し手軽に「インナーベストでまもる」という方法もありますよ。これなら上着を選ばないし、夏でもOKなメッシュタイプだって選べます。

バイク用品の老舗キジマによる「大人のライダーのための」ブランド、4Rから、伸縮性のあるポリエステルメッシュ生地を使ったベストを選びました。最初に衝撃を受ける胸の部分には、硬い樹脂プロテクターが選ばれています。1万円以下というお値打ち価格も嬉しいですね。着用は大人のたしなみです。

こちらは、胸部にも背中（脊椎）にも、ハードプロテクターを装備しています。じつは、日本にはまだプロテクターの規格（ヘルメットのSGみたいな）がありません。コミネSK-696は、欧州のCE規格適合をうたっています。ハードプロテクターがない部分にもクッションパッドが入っていて安心です。

見るからに「メッシュ」な造りのベストですが、使用されているプロテクターは、ドイツ・サステック社製。別にドイツ製を信奉するわけではなくても、なんだか安心してしまいますね。ちなみに、尾てい骨パッドは取り外し可能です。実はウエストベルトも見逃せない機能。長距離走行が楽になりますよ。

胸と背中には樹脂のハードプロテクターを、わき腹には厚手（13mm）のウレタンパッドを配備して上半身をしっかり護ってくれます。左右2箇所づつのアジャスタブルベルトで体にしっかりフィットさせられます。インナーに着ることの意味は、なるべく体からずれないことが大事だからです。

日本を代表するレザースーツブランドが、インナープロテクターベストを開発しました。他よりも多少値が張りますが、「さすが」の仕上がり。標準仕様ではウレタンのソフトパッドですが、（レザースーツの内側に入れる）多重構造システムのレーシングブレスパッド（K-4069）を装着することも可能です。

いちはやく、胸部プロテクターの必要性を訴えてきたホンダ。ジャケットに使用される汎用胸部プロテクターとして、ホンダ製が使われることが多いのもそのためです。これは、その汎用性の高いプロテクターを使ったベスト（と言っていいのかわかりませんが）です。胸と背中を密着して護ります。

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