掲載日:2021年03月10日 プロが造るカスタム
取材協力/INTERCEPT
取材・写真・文/ガスグラフィックス
エアロのワンオフ造形、ロングホイールベース加工に四輪タイヤ装着と、ハードカスタムの定番メニューを追いかけるユーザーがいる一方で、その前段階にいるライトカスタム層もビッグスクーターの世界を盛り上げてくれる重要な役割を果たしているのは間違いない。このマグザムのように、エアロを装着しローダウンを施す。この過程を経るだけで車両は一気にカスタム感が増し、オーナーはますます自分の愛車に興味を持ち、そこからさらに奥深いカスタムの世界へと足を踏み入れていくのだ。
この車両のメニューを見ていくと、エアロ、ローダウン、マフラー、ハンドル、シート、灯火類、オーディオと、基本はボルトオンで装着できるもので仕上げられている。ひとつひとつ自分の好みでパーツブランドを選んでもいいし、インターセプトのような専門店に相談しながら、よりよいパーツを見つけてもらうのもあり。愛車の完成形を想像しながら一か所ずつ作り上げていく工程を体験する楽しみは、ライトカスタムでもハードカスタムでも、何も変わりはないのだ。ビッグスクーターに触れてみたいと考えている新規ユーザーに対しては、こういったライトカスタムから着手することをお薦めしたい。