掲載日:2019年05月29日 プロが造るカスタム
取材・写真・文/ガスグラフィックス
取材協力/バイクショップ導楽(TEL 099-204-7744)
一般的なバイクと比較すると、ビッグスクーターにとっては、外装をどのようにイジるのか? が大きなポイントとなる。エアロを装着する。加工する。色を変える。外装だけでも、このように様々な楽しみ方があるのだが、このマグザムは定番化したローライダースタイルを持ちながらも、一般的なソウルペイントを駆使せずに、キャンディ&ぼかしでオリジナリティを獲得した1台だ。
外装のエッジ部分に施された黒いぼかし塗装。これが、全体のキャンディレッドと混じりあい、とても渋みのある質感を獲得した。ベースとなったマグザムは、他の車種と異なりフラットな外装デザインが特徴。そのノーマルが持つ造形美を尊重し、過度なエアロ装着や加工をせず、ツボを押さえたテクニックで仕上げている。ノーマルらしさとカスタム感を両立させる。これが最もやりやすいのがマグザムなのではないだろうか。
ペイントが映える大きなキャンバスを持つビッグスクーター。だからこそ、アーティスティックな感覚を持つユーザーに支持され、細くとも長いカスタムの歴史を作り続けているのは間違いない。
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