掲載日:2019年04月03日 プロが造るカスタム
取材・写真・文/ガスグラフィックス
取材協力/トップモスト
ワイドなディッシュデザインは、クルマ用のスピードスター製マークIを採用。リアホイールの存在感と合わせるために、フロントにもできるだけワイドなホイールを装着するために、ハブから作り変えて装着している。低さ優先の逆付けフロントフォークも、この世界ならでは。
マジェスティCがこの世に生まれてから現在に至るまで、各社より様々なデザインのエアロが発売されてきたが、トップモストによるこのフェイスは、彫の深い目元が特徴。また、必要以上にラインを設けることなく、流麗な造形を採用したことで、ライバルメーカーとの差別化を図っている。
前後を一体化させたFRPシートはZOOM製。FRPでも、できるだけライダーの腰回りをホールドできるように考えて作られたセミバケット感覚のデザインが特徴。こういった部分も、ショーカーとデイリーユースの両立を目指す車両であることが、強く伺い知れる。
チタン製デュアルタイプサイレンサーは、一時代を築き上げたレーシーデザイン。小ぶりだが、2本出しとすることで存在感を強調。シャープな造形が施されたリアカウル部には、スーパースポーツ車であるGSX-Rのテールランプが埋め込まれている。また、その後部にあるプレートは、近年エングレービング加工でも注目されている大阪のインフィネイトによるもの。
ハンドル回りをオールメッキ化することで、よりカスタム感が強調される。ビッグスクーターブーム初期からある手法だが、今の時代にも通用する定番スタイル。デザイン性と視認性を両立させたミラーであるナポレオン製バレンクラシックも、こうしてみるとビッグスクーターには欠かせないパーツであることが分かる
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