
掲載日:2017年05月16日 試乗インプレ・レビュー
取材・文・写真/田宮 徹
国内仕様が2017年4月から発売開始となった新TMAX530シリーズは、「Master of Scooter」をコンセプトに開発された。まず、ヤマハ製スクーターとしては初めてYCC-T(電子制御スロットル)を採用。出力特性選択機構のD-MODEを備え、市街地での扱いやすさを重視したTモードと、パワーおよびスポーティなフィーリングを優先したSモードを設定。さらに、トラクションコントロールを搭載している。
車体は、新設計の軽量アルミダイキャストフレームを採用し、アルミ製リアアームやモノクロスサスペンションも新作。リアホイールの4.50インチ幅化や樹脂製リアフレームの採用などで、軽量化を図ってある。従来型と新型SXで比べると、7kgのダイエットに成功したことになる。もちろん、これらの変更に加えて外観やインテリアも刷新。TMAXらしさを十分に残しながら、洗練されたイメージとなった。スマートキーシステムは継承される。
国内仕様の場合、SXがスタンダードという扱い。そして上級版となるDXは、クルーズコントロールシステム、電動調整式スクリーン、グリップおよびメインシートのヒーターを標準装備。リアショックは、DXのみプリロードと伸側減衰力が調整できる。
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