ヤマハ マジェスティS
ヤマハ マジェスティS

ヤマハ マジェスティS – 原二感覚ながら高速道路も走れるコンパクトなシティコミューター

掲載日:2014年01月14日 試乗インプレ・レビュー    

取材・文・写真/田宮 徹

ヤマハ マジェスティSの詳細写真

ヤマハ マジェスティSの画像

500mlペットボトルが収納でき、幅も広めに設定された約2.7L容量のフロントポケットを、ハンドル下部に装備する。その上側には、開閉式の上質なアルミ製コンビニフックも採用し、日常での利便性を高めてある。

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シート下には、約32L容量のメイントランクを装備。一般的なサイズのフルフェイスヘルメットを1個収納して、さらにレインウエアなどのアイテムを同時収納することができる。シート開閉機構には、ダンパーを採用する。

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シート下トランクの前方部には、ヘルメットのバックルを掛けて使用できる簡易的なヘルメットホルダーを、左右に各1個採用している。トランクにヘルメットの2個同時収納はできないが、この装備によりタンデム時も心配なし。

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メインキーシリンダーには、盗難抑止を目的としたシャッターを装備。セットはレバーで、解除はキーヘッド部を使って行う。メインキーシリンダーでは、OFFの状態から押し込まずにカギを左に回すことで、シートの解錠もできる。

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メーターパネルは3連タイプで、9500回転からレッドゾーンとなる指針式タコメーターをセンターに配置。右側には、速度や時刻、オド、トリップ、オイル交換時期を表示できる液晶パネルを採用。左側には、指針式燃料計を備える。

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燃料給油口は、ハンドル下部左側に配置。シート下ではなくフロント給油口とすることで、利便性を高めている。リッドオープンにはカギの差し込みが必要だが、オープン時もリッドは車体につながった状態で利便性に優れる。

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ライダー側のシートは、幅が広めで前後長も確保され、ライディングポジションの自由度が高い。タンデム側も、このクラスとしては十分に快適な座面に加え、両サイドにグラブバーがあることで、優れた居住性が実現されている。

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フロアはフラットタイプで、ライダーの乗り降りしやすさを高めてある。フロア前方には、ライダーが足を投げ出せるスペースが用意されているが、フロントに13インチホイールを採用していることもあり、前後長は短めとなっている。

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タンデムライダーのフットスペースは、ボードタイプではなくバータイプ。ワンタッチ自動オープン式で、必要に応じて簡単に開閉できる。またバータイプのフットレストには、様々な靴底の形状にフィットしやすいというメリットもある。

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フロントホイールは13インチ径で、専用設計のケンダ製タイヤを装着。フロントブレーキはウェーブ形状のディスク式で、片押し2ポットキャリパーが組み合わされている。フロントフォークは、一般的なテレスコピック式となっている。

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フロントブレーキがウェーブタイプなのに対し、リアブレーキは通常の円形ディスクを装備。片押し1ポットキャリパーが組み合わされている。写真では見えないが、リアサスペンションはミッドダンパー式で、車体中央右側に寝かされている。

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ハンドルバーはカバーレスタイプ。音叉マークが付いたカバーで、ブリッジ部が覆われている。コンパクトなフロントまわりだが、メーターはハンドルマウントではなくボディ側に埋め込まれ、ハンドリングへの影響を減らしている。

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