

掲載日:2012年09月18日 試乗インプレ・レビュー
取材・文/田宮 徹
ブレーキは前後ともディスク式。フロントには片押し3ポットキャリパーと260mm径ディスク、リアには対向2ポットキャリパーと220mm径ディスクを採用。左レバー操作時には前後連動となる
ユニットスイング式エンジンは、リーダーと呼ばれるピアジオ製の水冷単気筒。DOHC4バルブで、排気量181ccながら最高出力19馬力。燃料供給はF.1.で、走行モード切り替え機構を備える
リアサスペンションはツインショックタイプ。5段階のプリロード調整が可能だが、硬めの設定なので、日本人標準体型のライダーが乗る場合、基本的には最弱でもこれといった問題はない
メインキーシリンダーで解錠できるシートの下には、収納部が用意されている。スペースは小さめで、ハーフ型ヘルメットが入る程度。DC12V電源ソケットを備える。燃料給油口もシート下にある
ハンドル下には、施錠可能な小物入れがある。左側には車載工具が入っているため、使えるのは右側のみ。携帯電話や小銭入れなど、ちょっとしたモノが入る程度のスペースとなっている
シート下やハンドル下の収納スペースが狭いぶん、シート最前部には大型のコンビニ袋ホルダーを備えている。フロアがフラットなため、多少大きめの袋でも、ホールドしやすいのがうれしい
シートは、前後の段差が少なめの設定。タンデムスペースも十分に確保されている。アルミ製のリアキャリアが標準で装備され、トップボックスなどのオプションパーツの装着にも対応している
フロアはフラットタイプで、乗り降りがしやすい設定。前輪が大径なこともあり、フットボード前方にはライダーが足を伸ばせるスペースはない。タンデムライダーのフットスペースもボード式だ
テールランプはクリアレンズタイプで、高級感があり、エレガントな車体のスタイリングとマッチ。アルミ製のリアキャリアは、センスタ掛けやタンデムライディング時のグラブバーを兼ねる
ヘッドライトは、ネオクラシックイメージを強調する丸目1灯式。ハーフタイプのバイザーがハンドルマウントされている。ウインカーレンズは、フロント側もクリアレンズ仕様となっている
ハンドルマウントされるメーターは、中央に速度計、その右側に水温計、左側に燃料計を配置した指針式3連タイプ。下部の液晶パネル部には、時刻や外気温、バッテリー電圧の表示もできる
右側ハンドルスイッチ部には、メーター液晶部の表示を切り替えられるモードスイッチと、エンジン特性をスポーツとエコに切り替えられるスイッチを装備。これらは、走行中にも使用できる
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