ホンダ PCX150
ホンダ PCX150

ホンダ PCX150 – シティコミューターPCXの150cc仕様!

掲載日:2012年08月06日 試乗インプレ・レビュー    

取材・文/田宮 徹

高速道路も走行できる
シティコミューターPCXの150cc仕様!

ホンダのPCXは、日本では10年3月に発売が開始された125ccスクーター。グローバルモデルとして開発され、日本へはタイ生産モデルが導入されている。12年5月には、耐久性や静粛性、燃費性能を高めた、次世代グローバルスクーター用のeSPエンジンを搭載する変更を受けた。このPCXの車体を使い、150cc版のeSPエンジンを搭載したのが、12年6月に発売が開始されたPCX150だ。

このeSPエンジンは、小型軽量化を突き進めると同時に、多岐にわたる低フリクション技術を導入。PGM-FI燃料供給や高効率の高弾性ゴム製ドライブベルトなどを採用することで、クラストップレベルの低燃費性を実現している。

ホンダ PCX1500の特徴

ホンダ PCX1500の画像

扱いやすいボディサイズと
価格のわりに高められた質感!

PCX150は、ベースとなった125cc版のPCXと同じく、スイッチをオンにしておくと信号待ちなどの停車時に自動でエンジンを停止してくれる、アイドリングストップシステムを搭載。これにより、eSPエンジンの低燃費性にプラスして、さらなるガソリンの節約ができる。

車体はスリムで、実際の寸法を考えるとコンパクトな印象。とくに、ライディング時のフロントまわりがすっきりと感じられる。これは、ショートタイプのスクリーンとカバーレスのハンドルによる効果も大きい。前後ホイールは14インチの大径タイプ。ブレーキは、フロントのみディスク式で、リヤはドラム式となっている。

ホンダ PCX1500の画像

シートはやや高めだが、それほど幅がないこともあり、バックレストに腰が付いた状態のまま足を着くと、身長167cmの筆者だと両足の裏が1/3ほど接地する。そして、その状態から5cmほど前方にお尻をずらすだけで、シートの角が大きく落とされていることもあり、両足がべったりと着くようになる。ハンドル位置は、バックレストに対してやや遠めで低め。大径ホイールを履いているわりには、フロアボード前方に足を伸ばせるスペースが確保されているのがうれしい。

ホンダ PCX1500の試乗インプレッションは次ページにて

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