

掲載日:2011年07月14日 試乗インプレ・レビュー
エンジンの排気量は278cc。電動モーターを併用しないエンジンのみでも最高出力18.2kwを発揮。同クラスの国産ビッグスクーターと遜色ないスペックを有している。リアショックはコンベンショナルなツインショック、リアホイールは安定性に優れる大径14インチを採用。
マフラーにはキャタライザーを装備、EU圏内の排気ガス規制 Euro3 に適合する高い環境性能を誇る。リアブレーキのディスク径はφ240mm。
シート下にはバッテリー充電用のプラグコードを装備、プラグ形状は200V電源に対応。200V電源が設置されているのなら、特別な機材を必要とせずに充電が可能。現状では100V電源と、サービスエリアなどに接地されている充電スタンドでの充電には対応していない。
MP3最大の特徴といえるフロント2輪構造。左右のホイールは各々独立しており、フロントサスペンションは電子制御式を採用。片輪だけギャップに乗り上げたような状況でも、安定した車体姿勢を維持する。ハンドル操作は油圧を介して、フロントホイールに伝わる。
ホイールサイズは12インチ。左右それぞれのホイールに、φ240mmのディスクブレーキ、ショックユニットを装備する。
右ハンドルスイッチは、セルボタン、キルスイッチ、ステアリングのロッキングシステムのスイッチ、走行モードの切り替えボタン“HY Tech”ボタンを装備。走行モードの切り替えは走行中でも可能。
左ハンドルスイッチは、パッシングスイッチ兼用のライト Hi/Lo 切り替えスイッチ、プッシュキャンセル式ウインカー、ホーンボタン、電動モーターのみでの走行時に、周囲に対してソフトな警告音を発するスイッチボタンを装備。
ハンドル中央部には4輪車的な集中操作パネルが設けられる。トランクスペースやシートのロック解除、ツイントリップメーターの切り替え、ハザードランプなどが遠隔操作できる。バッテリー充電量警告灯も装備する。
インスツルメンツパネルには、アナログ式のスピードメーターと、バッテリー充電量メーター、燃料計。液晶パネル、各種インジケーターが設けられる。
アナログメーターで、充電状態をリアルタイムにモニターできる。バッテリー充電量のメーターが、燃料計より大きくフィーチャーされていることが、この車両の特性を表している。
右ハンドルスイッチに設けられた “HY Tech” ボタンを押すことで、POWER/CHARGE/ELECTRIC/REVERSE モードの各走行モードが切り替え可能。“HY Tech” ボタンを押す度に表示される走行モードが切り替わり、ボタン長押しで走行モードを確定する。
右ハンドルスイッチに設けられた “HY Tech” ボタンを押すことで、POWER/CHARGE/ELECTRIC/REVERSE モードの各走行モードが切り替え可能。“HY Tech” ボタンを押す度に表示される走行モードが切り替わり、ボタン長押しで走行モードを確定する。
右ハンドルスイッチに設けられた “HY Tech” ボタンを押すことで、POWER/CHARGE/ELECTRIC/REVERSE モードの各走行モードが切り替え可能。“HY Tech” ボタンを押す度に表示される走行モードが切り替わり、ボタン長押しで走行モードを確定する。
右ハンドルスイッチに設けられた “HY Tech” ボタンを押すことで、POWER/CHARGE/ELECTRIC/REVERSE モードの各走行モードが切り替え可能。“HY Tech” ボタンを押す度に表示される走行モードが切り替わり、ボタン長押しで走行モードを確定する。
大型のスクリーンを装備し、ライダーの快適性を確保。スクリーンは後端が跳ね上がったスポイラー形状とされ、ライダーにかかる風圧を低減する。デュアルヘッドライトはHi/Lo独立式で、パッシング時のみ同時点灯する。
シート高は785mmで、同クラスの国産ビッグスクーターと比較するとやや高めだが、ヨーロッパ製の同カテゴリー車としては一般的な数値。一般的な体格があれば、足着き性は問題ないレベルにある
トランクスペースの容量は、ジェットタイプのヘルメットひとつ+αとされているが、形状によってはフルフェイスヘルメットも収納可能。
パーキングブレーキのレバーは両足の間、ステップボードのトンネル部に設けられる。ロック解除時、レバーは下げられ車体のラインと一体化、ハンドル部もボディの窪みに収納される。ロック時にはレバーは上まで跳ね上げられた状態となる
ハンドルの付け根に荷掛け用のフックを装備。樹脂製なので重量物は難しいが、ちょっとした買い物などでは実に便利。
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