

掲載日:2010年12月08日 試乗インプレ・レビュー
ブログルーフはブログをベースに屋根を追加したモデルで、今回試乗した160ieと125ieがある。160ieはインジェクション仕様の水冷4スト単気筒154ccをオーソドックスなスチール製ダブルクレードルフレームに搭載。駆動系はスクーターでは一般的なユニットスイング方式+CVT(自動遠心クラッチ)によって、足元のフラットかつ広いスペースとオートマチックの気軽な走りを実現している。
サスペンションはフロントにφ35㎜油圧フォーク、リヤにはプリロード5段階調整機構付きのツインショックを装備し、タンデムや荷物による重量増に対応。燃料タンクをシート下のセンター部に設置することで理想的な重量バランスとすることで、ホイール径は前後13インチと小径ながら安定感のある走りを実現している。 ブレーキにはフロントにφ225㎜ディスク&2ピストンフローティングキャリパー、リヤにはφ220㎜ディスク&1ピストンフローティングキャリパーを備え、必要十分な制動力を発揮。屋根付きということで見た目は大柄だが、乾燥重量144㎏の軽量な車体と相まってブレーキはコントローラブルと言える。
車種名にもなっている屋根は、ポリカーボネイト製のフロントスクリーン、樹脂製のルーフ、スチールパイプ製の支柱という3つのパーツから成る構造。車体としっかり結合されているため剛性感も高く、ワイパーの作動性も確実なので雨でも安心してライディングに集中できるはず。小型のジェットヘルを2個前後に分けて収納できるシート下のスペースには、シガーソケットタイプの電源を設けるなどビジネスユースにも重宝しそうだ。オプションアクセサリーとしては、リヤトップケースやアラーム・イモビライザーなどが別途用意されている。
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