

掲載日:2007年11月28日 試乗インプレ・レビュー
今や400ccクラスのアメリカンといえばどれも“クラシック”をテーマにしたものばかり。そんな中で、同じテーマをベースにしながらも、ちょっとだけ違う味付けをしたのがこの「イントルーダークラシックキャストホイール仕様ブラックエディション」ではないだろうか。クラシックアメリカンの姿を忠実に再現するのではなく、そこに時代性を感じさせないテイストをちょっとだけ足したような雰囲気。もしこのバイクに乗るなら、ジーンズやオイルドレザーといった素材感のあるウェアよりも、上から下までブラックレザーで揃えたちょっとハードな感じのルックスが似合うかもしれない。日本製のバイクは、同じカテゴリならどのメーカーのバイクでも同じようなルックスのバイクになっていることが多いが、これなら他のとは一味違う佇まいを楽しむことができるはず。
最近、この新車インプレで何度も400ccアメリカンに乗っているような気がする。これまであまりアメリカンタイプに触手が伸びてこなかった僕にとっては、どれも同じようなアメリカンスタイルをしていると思っていた。しかし、実際に乗ってみるとそれぞれ独自の味付けがなされていて面白い。特に今回のバイクは「イントルーダークラシックキャストホイール仕様ブラックエディション」という長い車名が物語るように、いかに他のモデルと差別化が図られたのかがよくわかる。特に“ブラックエディション”の黒いボディは、ちょっと薄暗い中に置いてみると、闇の中に光るクロームパーツがバイクのフォルムを引き立てる。暗がりに佇むこのバイクの姿が、撮影カットの中に何枚もあったことに後から気が付いたほどだ。
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