掲載日:2015年02月25日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
文/杉山 研二
VT1300CX発売の翌2010年、VT1300CRと時期をほぼ同じくして発売となったのが、このVT1300CSです。ステアリングヘッドを低くしてロー&ロングフォルムを強調するのはレトロイメージのVT1300CRと同じですが、フロント21インチのホイールや前後にナローフェンダーを組み合わせることで、VT1300CSならではのスポーティーな雰囲気に仕上げられています。
エンジンは水冷Vツインを搭載。排気量は1,312ccで、シリンダー&ピストンは89.5mmのビッグボアに104.3mmのロングストロークという組み合わせとなり、低回転から沸き上がるような鼓動感と高回転域まで続く力強いトルク感を実現。電子制御インジェクションやキャタライザーを装備したクロームメッキのデュアルマフラーにより、上質な走りと心地良いパルス感、そして排出ガスのクリーン化を図っています。
車体サイズは全長2,580mm、全幅820mm、全高1,100mm。シート高は684mmと低めの設計です。同車専用のスポーティなハンドルも採用し、伸びやかでスポーティなスタイリングであると同時に、市街地からワインディングまで軽快に走りを楽しめるライディングポジションとなっています。また、シャフトドライブにはフローティングファイナルギアを採用し、外観を美しくするとともにスイングアームの剛性を最適化して優れた操縦安定性を実現しています。
そのほか、燃料タンク上に計器類を配置したタンクオンメーターやビュレットタイプのヘッドライトケースなど、車体各部の作り込みも見事です。車体のカラーリングはグリントウェーブブルーメタリックのみ。車両のメーカー希望小売価格は消費税8%込みで、標準モデルが128万5,200円、コンバインドABS装備車が136万800円。いずれも生産終了モデルとなります。
贅肉を削ぎ落としたボバースタイルのスポーティなクルーザー。エンジンは950ccの空冷Vツイン、二次駆動にはベルトドライブを採用。コンパクトで扱いやすい車体を持つ。
ローダウンされたオールドスクールチョッパーのスタイルと、現代の快適な乗り味を合わせ持つ。エンジンは排気量1584ccのツインカム96を搭載、ABSも標準で装備。
高いステアリングヘッドとロングフォークを採用したハイネッククルーザー。エンジンは1,300ccの水冷Vツインを搭載、リアに18インチの超偏平ワイドタイヤを採用する。
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