掲載日:2013年02月05日 オフロードアイテムレビュー
排気音量は93~96dBとし、耐熱性とメンテナンス性にすぐれるアルミを使用。ノーマルから大幅な軽量化を果たしつつ、全域でのトルクアップとピークパワーの向上を実現するFMF Q4マフラー。そのCRF250L用がついに発売された。ローノイズ仕様に無料加工され、排気音量は91~94dBに抑えられている。またアルミブラケットを標準装備し、サイドカバーを取り去ることなく装着できるのも特徴だ。価格改定により実質6,000円弱の値下げにもなっている。
[ レビュー ]
Q4マフラーに、低速域から高速域まで特性を向上させるFMF製エキゾーストパイプのメガボムを組み合わせてCRF250Lに装着。河川敷ダートコースを走行してみた。
CRF250L用に開発されているということもあり、装着作業は手順に従って行えばOK。交換作業に慣れていれば30分も掛からずに行えるはずだ。
装着してみると、取り回しが明らかに軽くなったのを体感できた。そしてエンジンをかけてみると、アイドリングからタタタっと歯切れのいい音が聞こえてくる。そして試乗コースに向けてアクセルを開けた瞬間にレスポンスの良さも体感できた。そこから高回転まで回していくと、エンジンの回転上昇がスムーズで、さらに全域でトルクフルになっているのがはっきり体感できた。ピークパワーの差がどれくらいなのかは分からないが、乗り味はノーマルから確実に速くなっているのが分かる。乗った感じも軽く、素直に「すごい」と思った。ただし、排気音も確実に大きくなる。
[ アイテム詳細 ]
①アルミブラケットを標準装備することで、サイドカバーとの併用を実現している。ノーマルのスタイリングをキープしたい人にはうれしい配慮。
②上がメガボム(3万9,060円)、下はパワーボム(3万30円)。材質はともにステンレス。排気脈動を促進させて充填効率を高め、出力向上するという。パワーボムはメガボムをマイルドにさせたような乗り味だった。
③ノーマル
④Q4+メガボム
⑤Q4+パワーボム、それぞれのスタイリング。高回転までのスムーズな伸びを実現しつつ、極低速域でも扱いやすいトルクを発揮。重量も半減と、オフロード走行でのメリットは大きい。CRF250L用はローノイズ加工が施されているが、早朝や深夜の住宅街での走行は避けたいと思った。高回転域を使用しないといった配慮をしたい。
[ ポイント ]
全域でのトルクアップを実現し、軽量化にも効果大
[ 製品情報 ]
メーカー/FMF
販売元/マルカワレーシング
製品名/Q4 マフラー
価格/5万1,030円
重量/2,800g(サイドカバー・取り付けステー込み)編集部実測値
素材/アルミ、ステンレス(エンドキャップ、ミッドパイプ部)
適合車種/CRF250L、XR230/MOTARD、XR250/MOTARD、XLR250R、XR250R、XR400R/MOTARD、XR600R、XR650R/L、CRF150R、CRF250R/X、CRF450R/X
[ お問い合わせ ]
TEL/0894-22-0830
[ 記事提供 ]
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