『第6回 CBオーナーズミーティング』 in 鈴鹿イベントレポート

掲載日:2016年08月02日 フォトTOPICS    

取材・写真・文/木村 圭吾
取材協力/ホンダモーターサイクルジャパンモビリティランド

このイベント当日に梅雨明けした鈴鹿地区。夏の強烈な日差しの中、CBを愛するライダーたちが特別な1日を過ごしました。

右も左も、前も後ろも全部CB!
梅雨明けの夏空の下、鈴鹿にCBオーナー大集合

ホンダのバイクの代名詞的ともいえるCBシリーズ。その愛好家に向けてのイベント「第6回 Honda CBオーナーズミーティング」が7月18日に、鈴鹿サーキット交通教育センターにて開催されました。駐車スペースは見渡す限りCB! 右を向いても左を見ても、前も後ろも全部CB! 頭上には夏空!! 車両割合は現行モデルでもあるCB1300系やCB400系、CB1100系が多くみられましたが、もちろん絶版車の姿も見ることができました。歳月が経過しても色褪せず、現役車両として走り続けているのも、CBというバイクの魅力のひとつなのでしょう。

11時には、ホンダモーターサイクルジャパン社長の加藤千明氏の開会の挨拶を受けてイベントスタート。この会場らしいプログラムとして、1本橋をメインとしたライディングレッスンが、各回10名の希望者が参加して行われました。要点を絞ってわかりやすく、かつ丁寧なアドバイスは、流石に交通教育センターのインストラクターの方々です。CBオーナーズミーティング恒例となっている一本橋チャレンジも行われました。遅かった方が勝ち! のゲームです。使われた車両は教習車のCB400SFで、総合優勝者のタイムは23秒01、レディース部門のトップは14秒08という結果でした。

13時30分からはメインステージでトークショーが開催されました。ナビゲーターは元GPライダーの中野真矢さん、MCは下河原利紗さん。さらにゲストとしてCB750Fが愛車という、MFJ全日本トライアル選手権参戦中の小玉絵里加さん、そして、MFJ全日本ロードレース選手権に参戦中の岡崎静夏さんが登場。ホンダブランドを代表するCBの魅力を語り合いました。

ステージイベント終了後は集合写真を撮影。17時からは希望者による鈴鹿サーキットのフルコースを使ってのパレードランも行われました。パレードランですから最高速度は70km/hほどですが、参加された方々は気持ちよさそうに走っていました。そして、日が少し西の空に傾きかけた頃には全員のパレードランも終了。鈴鹿でのCBミーティングは幕を閉じました。次回は2016年11月23日(水・祝)に熊本県のHSR九州にて開催予定となっています。

フォトTOPICS(写真点数/19枚)

01受け付けの開始は9時30分から。事前申し込みが必要なため、ここで長い列ができることもなく進行はウルトラスムーズ。また14時まで受け付けをしているので、焦りも不要。

02受け付け後に案内に従って進んでいくと、参加記念品が手渡されます。オリジナルの携帯チェアーや記念ステッカーの入った封筒、首から提げられる参加パスには番号が振ってあって、運が良ければ抽選会で何かが当たるかも?

03受け付け開始時間を過ぎた頃には、続々とCBシリーズが会場に到着。誘導に従って、駐車スペースにそれぞれの愛車のスタンドを降ろします。

04これを撮影した頃は、まだ3割ほどの方が未到着だとは思いますが、それでもCBシリーズが駐車スペースにいっぱい。事前の申込数はバイクが882台の人数が975人でした。

05交通教育センター内のカウンターの前には、もてぎのホンダコレクションホールからやってきた2台のレーシングマシンが展示されていました。向かって右のゼッケン19番はスペンサーがライディングしたCB750Fレーサー(1982年)、左は1981年の鈴鹿8耐で優勝したRS1000(ベースはCB900F)。

06メイン会場のホンダブースの脇には、東京モーターショーやモーターサイクルショーにて披露された2台のCBコンセプトモデルが特別展示され、高い関心を集めていました。

07向かって左から、デイトナ、アクティブ、ホンダモーターサイクルジャパンのブース。ホンダのブースでは、CBオーナーズミーティングならではのグッズも多数販売。

08向かって左から、モリワキエンジニアリング、プロト、キジマのブース。各パーツメーカーのブースでは、パーツの装着されたデモ車の展示などが行われて高い関心を集めていました。

09午前と午後の2回開催されたライディングレッスン。1本橋を中心とした交通教育センターのインストラクターの方による指導を、それぞれの愛車を使って受けられました。

10ケータリングの移動販売車もあり、昼時ともなれば参加者が列をなしていました。会場内だけでなく、サーキットのセンターハウス内にある「SUZUKA-ZE」なども利用可能。

111本橋でのタイムを競う恒例の「CBチャレンジ」。ギャラリーも大勢見守っている中では、実力を発揮するのが難しい!?

12向かって左から、共にタイヤメーカーのダンロップ、ブリヂストンのブース。愛車に窒素ガスを充填してもらえるサービスは人気高。

13トークショーのゲストは、MFJ全日本トライアル選手権にRTL300RRに参戦する小玉絵里加さん(向かって右端、黒いTシャツ)、その隣が全日本ロードレースにゼッケン13番で参戦中の岡崎静夏さん(赤いTシャツ)。和やかな雰囲気の中でイベントは進行していきます。

141本橋をゆっくり走る「CBチャレンジ」に参加し、パレードランも走った向かって左からナビゲーターの中野さん、ゲストの小玉さん、岡崎さん、MCの下河原さん。

15CB750FourをモチーフとしたカスタマイズがされたCB1100。この車両以外にも、CB1100では、4本出しマフラーの装着率が高く、いずれも似合っていてカッコ良かったです。

16会場内にはフリーフォトコーナーも設けられ、そこで撮影する方々も多数。アドバイス的には、バックと離れた方が背景もたくさん入り、愛車も大きく写せます。

17素敵なプレゼントが当たる抽選会も。参加パスに記されたのと同じ番号が箱の中に入っていて、それを中野さんが引いていきます。この後、CBチャレンジの優勝者にも壇上で賞品が手渡され称えられました。

1817時からの開催にもかかわらず、鈴鹿サーキットのフルコースを使ったパレードランには150台ほどのCBが参加。コースイン前のピットロードには、長い列が3本。ホームストレートを通過する際には、手を振って答えてくれる参加者の方も多数。

19全体としてのイベントが終わり、運営スタッフの方々に見送られて会場をあとにする参加者。暑い中、お疲れ様でした。帰りの道中もお気を付けて。





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